男性の「好き」には種類がある考察。~第一章:「好きだけど付き合わない」ってなんなんだ~

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前回、わたしがアメリカ人の男性と

付き合ってる風味の

セフレっぽい何かになって、

その関係が終わりを迎え、

なんだったんやあの関係ーーー!?

って大混乱したことを書きました。

 

mogienogi.hatenablog.com

 

 

 

 

で、精神と時の部屋にとじこもって

考えに考えて

ひとつの仮説にたどいついたわけですね。

 

 

 

男性の「好き」には

いろいろな種類があるんじゃないか、と。

 

 

 

これを書いていきたいんですねー。

 

 

 

復習させてください。

 

 

 

わたしね、このアメリカ人に

「好き」って言われてて

態度とか行動からも

それは本心なんじゃないかなと思って、信じてたんです。

 

 

でもね、「付き合う」という形に至らなかった。

それどころか彼は、「付き合う」気がないと言った。

 

 

 

 

好きだけど付き合わない。

 

 

 

 

そんなもんあるかい!!!

 

 

 

好きだけど付き合わないって

それ好きじゃないだろ!

好きだけど付き合わないって

韓国ドラマの見すぎかなんかですか!?

好きだけど付き合わないって

そんなもんあってたまるか!!!

 ここまでがわたしの大混乱ですね。

 

 

 

 

 

そう思ってたんですけど、

たぶんあるんじゃないかなと。

 

 

 

 

そいつぁもう、

宇宙にぎっしりあると言われて久しいダークマター並みに

見えない(わたしに見えてなかっただけの可能性もある)けど

すごい部分を支配しているのかもしれないと。

 

 

 

 

 

アメリカ人の彼はわたしとの関係を終わりにした後

ケニヤ人の親友と「付き合った」んですね。

Facebookでわざわざオフィシャルにした。

 

 

 

わたしとはとらなかった形をとった。

 

 

 

そこで、あぁ、と。

こいつ全然わたしのこと好きじゃなかったんだなと

思ったんですね。当時のわたしは。

 

 

 

でもその後も、

折を見ては連絡してくる。

「友達になりたい」と。

しかもそれが3年ほど続いた。

最初はね、男性あるあると叫ばれて久しい

気を持たせておきたいだけ

とか

あわよくばこっそり関係を持ちたい

的なあれかなって思ってたんだけど、

あまりにも長くて。

いや長いわ!ブチャラティの舌ですか!?

って思わずつっこまんばかりの長さ。

いやブチャラティの舌そんな長くないね。

しかも、別に気を持たせるようなこと言うわけじゃなく

普通に見た映画の話とか

最近の出来事の話とか

そういう感じなんですね。

 

 

 

なのでわたしは、

彼はわたしのことが好きだけど

わけあってケニヤ人のあの子と付き合わなきゃならなかったんだわ

だから時々こうやって

わたしに連絡してくるのね

って

韓国ドラマもびっくりの物語を作って

自分を納得させていたんですね。

こりずに。自分に都合の良い解釈こじつけてた。

つらい、当時の私のものわかりが悪すぎてつらい。

 

 

 

 

でもそれも違った。

当然だけど。

 

 

 

 

その後彼は彼女と結婚したんです。

手続きのためなのかご挨拶のためなのか知らないけど

わざわざケニヤまで行ってた。

彼のアメリカの家でもホームパーティーをして。

 

 

 

 

なんでこんなに詳しく知ってるかって?

そんなん

Facebookで彼女の名前から検索したに決まってんじゃん。

 男性のみなさん、

世のほとんどの女性が

ネットでのとんでもない検索能力を持っていることを

そしてそれを惜しみなく駆使して

過去の、現在の、未来の男性の個人情報を日々得ているということを

お忘れなく。

 

 

 

 

まあ彼からもね、

「結婚したんだ」

って報告もされたわけですが。

 

 

 

そこでわたしもね、さすがに

「もう連絡しないで」

って言ったの。

そうしたら

 「君にとってベストなのはもう連絡しないことっていうのはわかってる。

でも、君と話せないと僕はすごく寂しいんだ。」 

って言ったのね。

 

 

 

 

そこでね、わたし思ったんです。 

たぶん彼、わたしのこと

ウソじゃなく「好き」だったんじゃないかなと。

 

 

 

 

 

でも大事なポイントとして

本命のケニヤ人の子に対する「好き」とは

決定的に違う。

 

 

 

 

ここでね、わたしはようやく

「好き」か「好きじゃない」かの二択呪縛から少し解かれるのです。

 

 

 

 

あー、そうか、これ

好きだけど、付き合いたくはないぐらいの好きさ

だったんだな、と。

 

 

 

 文字通りの。なんのメタファーでもない。

好きだし大事だけど、付き合いたくはない。

このまま。

 

 

 

今思うと、彼はわたしにこのまんまのこと

説明してくれてはいたんですよね。

でもわたしが

「好きだけど付き合わない」という感覚が

まったく理解できなくて、

自分が理解できる方法で

(好きだけ事情があって付き合えない、とか、本当は好きじゃない、とか)

物語を作っちゃってたんだなと。

 

 

 

 じゃあなんでわたしがこんなに理解するのに時間がかかったかといえば、

好きなら付き合うでしょ

というモテない女的(わたし的)思考回路によるものだったのかもしれません。

 

 

 

逆にね、こっちとしてはほんと逆に疑問。

なんで男性の中に

好きだけど付き合いたくない

とかいう複雑極まりない感情があるのかって話ですよ。

 

 

 

それはたぶんこれは完全に私の想像なんですけど

好きだけど

社会的契約してもいいと思えるほどは好きじゃない

ってことなんじゃないかなーと、考えております。

 

 

 

やっぱりね

「お付き合い」

っていう形になると

これってある種の「契約」感があって

「付き合う」ってなったら

 

 

「暇な日は相手との予定を入れるのが普通」

「他の異性とは二人きりで遊ばないのが普通」

「相手が困ってたら手を差し伸べるのが普通」

「すこしぐらいの嫌なところには目をつぶって耐えるのが普通」

 

 

 

とかって

求められるものが、目に見えない決まり事がけっこうある。

社会的に「普通」とされている「縛り」がけっこうある。

 

 

 

 

もしね、相手のことを真剣に、深めに好きだったら

そんな「縛り」は気にならないのかもしれない。

むしろ「縛り」なんて感じなくて、

「普通」と感じるんだと思う。

なんならもっと「縛り」たくなるぐらい。

 

 

 

でも、その一般的にいわれている「普通」を「縛り」と感じることがある。

 

 

 

肉体関係に関してみてみると、

多くの男性にとってセックスはコンテンツという認識のようだから

(もちろん女性の中にもそう捉えている人はたくさんいます。)

より「縛り」を感じやすいポイントなのかもなーと。

本来はいろんな女性と自由にそのコンテンツを楽しみたいはず。

それでも、それを抑えて特定の人とだけそのコンテンツを楽しむって決めるには、

強い感情とかそれに伴う契約が必要だと思うんですね。

 

 

 

 なので、そこまでの強い感情がない状態で、

その契約を目の当たりにすると、

「縛り」がきついな・・・

って感じてしまうのではないかと。

 

 

 

もちろんセックスだけの話じゃなく

自由に時間を使いたいとか

気兼ねなく友達(異性含む)と遊びたいとか

そういう気持ちが「好き」っていう感情に勝ってしまうと

契約が「縛り」と感じられ

締結に至らなくなる。

 

  

 

「好き」っていう感情はあるし

一緒にいたいとも思うし

自分のことも「好き」って思っててほしい

セックスだけできればいい、というのとも違う

 

 

 

でも

100%自由にふるまえなくなるとか

相手に対する責任とか

そういうものをともなう

「付き合う」というどこか社会的な契約を 

感情面とか状況的とかいろんな理由で

結べない、結びたくないという状態

 

 

 

それが、

好きだけど付き合わない

 なんじゃないかなと、思います。

 

 

 

 

 まあ、あれですね

たぶん簡単な言葉でいうと

好きっちゃ好きだけど、そんな好きじゃない

 こんな感じでしょうか。

この状態で男性は「付き合ってる」っぽいことができるんですね。

セックスはもちろん

普通のデートとか好きとか寂しいって言葉とかイチャこくとか。

そしてそれで十分楽しいっぽい。

そしてそして、なんかそこから気持ちがのってきて

本命に昇格!!!

ということも、なさそうなんですなー。

なぜや。なぜなんや。

 

 

 

本当に好きな人となら

「付き合う」とか「結婚」とか

そういう契約ができるんだけど、

そこまで本気じゃないなー

ってことなのでしょう。

ぶふふん。

 

 

かたやモテない女(わたし)はさ、

逆で

最初はそんな気なくても

普通にデートしたりイチャイチャしたり気持ちがあるようなこと言われると

本気になっちゃうんですけど!!!

 

 

 

男性と女性の「好き」の高まり方って

違うんだなー。

というところで

本日のブログを終わります。

 

 

*もちろん個人差がありますのであしからず。