男性の「好き」には種類がある考察。~第六章:ケーススタディ②改めまして、こちらが「カジュアル」にございます~

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どんな女性の中にも、多かれ少なかれ、山岸由花子がすんでいる。

 

 

 

「カジュアル」なんて

なにも改めてケーススタディしなくても、

あのメリケン野郎がじゅうぶん「カジュアル」じゃん

って思うんですけど。

むしろそのスタディから出てきた思考回路じゃん

って思うんですけど。

 

 

「カジュアル」の回、書かせてください。

 

 

なんでって、この「カジュアル」体験こそ

何を隠そうこのブログを書き始めるきっかけとなった

そう、

好きな人に好きじゃないって言われた

あの体験なんです。

すべての始まり。

 

 

 

ケーススタディ②:アジア系旅人

 

 

ベトナムに来てからというもの

まったく潤いのない生活をしていたんですね。

日照りオーラ全開でアラサーしてたんです。

(前回の「セフレ」ケーススタディと時間が前後します。あしからず。)

 

まあ、わたしの気持ちとしてはね、

潤いは欲しかったんですけど、

いやいや、モテないのにビッチだなんて

イタイしツライやん!!!

て感じだったんです。

一回関係持つと好きになっちゃうし。

好きなのにセフレなんて

もっとツライやん!!!

そう思っていたんです。

こう見えて身持ちは固くて、

遊びで寝るとか無理!

遊びじゃなくなるのが目に見えてる!

そう思っていたんです。が。

 

が。

 

 

 

ちょうどね、その時

一人の男性とエロチャットフレンズしてたんですけど(え)

彼に、言われたんです。

 

 

「エロチャットもサイコーだけど

リアルの方が良いに決まってる。そうでしょう?

だからリアルの方でもちゃんとセックスしなよー。」

と。

 

 

それで、なんか火が付いた。

そうか、リアルでセックス、久しくしてないけど

なんかしたくなってきた!!!

ってな感じで。

ね、たぶんわたし

性欲強いんだと思います。

 

 

 

 

で、そんなときはやっぱ頼りになっちゃうのは

Tinderセンパイですよね。

悪そうな奴はだいたいトモダチ。

 

 

てことで、

セフレ探しが始まったんですね。

でも、わたし

一回セックスすると、気持ちが入っちゃって

相手のこと好きになっちゃうんですね。

 

 

で、どうしたもんかと考えて

一回やっても、二度と会わなきゃいけるかなと考えて、

そうか、二度と会えなきゃいいんじゃん

ってことになったんです。

以前のTinder記事でも書きましたが、

ここは世界各国から

ひげもじゃのバックパッカーが集うベトナム

旅人がうじゃうじゃいるんですね。

これや、と。

旅人と後腐れのない一発をキメよう、と。

普段は足りない頭が

この時ばかりは働いた。

性欲の成せる技ですね。(堂々と)

 

 

 

そんでね、しかもね、

ちょーどそんな時に

マッチしたアジア系の旅人(顔がどストライク)からメッセージがきて。

 

 

「単刀直入に言うけど、僕は今はマジな関係は求めてないんだ。」

と。

 

 

ほうほう。

とりあえず続けて。

 

 

「数日後には他の国に行くし、楽しい時間が過ごせればいいと思ってる。」

 

 

ふむふむ。

 

 

「君はどう?同じ?」

 

 

ここでね、わたし

小さくガッツポーズ。(え)

オッケー。役者はそろった。

いざ、出陣!!!戦じゃ戦じゃーーーーー!!!!!

ってもうさっそくほら貝吹いたね。

いや、下ネタじゃないんですけど。

 

 

 

そんなこんなで会う約束したんですね。

マッチした翌々日とかに。

 

 

 

で、当日はね、まず一緒に晩ごはん食べたんです。

でね、彼のいろんな話をきいた。

彼、顔立ちはアジア系なんですけど、

生まれも育ちもヨーロッパの国だったんですね。

そこでの子供のときの話とか、

仕事の話、仕事でいろんな国に行っていてそこでの話、

前の彼女と遠距離してたんだけど浮気されて

それから本気の関係をもたないようにしてるとか。

 

 

 

 

 

うーんと。

一回ほら貝床においた。座りなおした。

なんか、そういう話きいちゃうと、

心が近づいちゃうんだけど。。。

 

 

 

 

 

で、まあそのあとはね、

行くよね、ホテルに。

 

で、お泊りして。

朝、バイバイ。

 

 

 

これで終わりー。

作戦勝ち。

けっこういける。

引きずってない。

やった。

とか思いながら、

久しぶりにリアルでセックスして、大変良かった、

という旨をエロチャットフレンズにメッセージしていたら、

 バイバイしたばっかりの彼から、メッセージがきたんですね。

 

 

「会えてよかった。これからも連絡とりあいたいな。」

と。

 

 

 

うーん。

ダメだよね、

たぶんダメだと思う。

切らなきゃダメだよこれは。

でも、もう二度と会わないし

彼これから遠い地でお仕事始めるんだし

会わないってか会えないし

いっかなー。

 

 

 

聡明な読者の皆様はもうお気づきかと思いますが

わたしね、意志が弱いし自分に甘いの。

 

 

 

で、メッセージするようになったんですね。

彼は毎日仕事終わりにメッセージをくれて。

いろんな話をして。

時々スカイプで電話もして。

新しい仕事の話、

家族の話、

今日あったこと。

 

 

 

 

いつのまにかそれはもう自然に

彼とのスカイプ日課になっていたし、

わたしは彼との時間を楽しみにするようになってた。

 

 

彼はわたしをhoneyとかbabyと呼び、

ときどき「miss you honey」と言う。

ときどき誤解をしてケンカをする。

でもちゃんと話し合って仲直りする。

ときどき

「まだTinder使ってるの?」

「誰かと会ってる?」

と聞いてくる。

 

 

 

最近はあんまり使ってないよ。

「そっか。よかった。」

 

 

 

でも一方で、 ときどき

「今日日本人の女の子とごはんしたんだ」

「こっちでもカジュアルな関係をもてる女の子見つけたいな」

とか、平気で言う。

 

 

 

その関係がね、嫌だなって思うようになってることに

ある日気が付いたんです。

彼が他の女の子とご飯してるの想像すると

嫌な気持ちになる。

これ、アカンやつや。

気持ち入ってきちゃってる。

と、気が付きまして。

だから、やめることにした。

 

 

 

あなたのこと好きになってきたから

この関係をやめたい、と。

 

 

 

そうしたら彼は

 

 

 

 

「最初にも言ったように、僕は今真剣な相手は探してないんだ。

君のこと好きだし、話すのは楽しいけど、君がそう言うなら、うん、

これ以上はやめた方がいいかも。」

と。

 

 

 

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 華麗な絵文字スルーで、わたしたちの関係はおしまい。

一番最初の記事でも書きましたが

クソ泣きました。

 そして、このブログを始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

セックスが目的で始まったわたしたちだけど、 

彼はセックスができないとわかっていても

わたしとの関係を終わらせようとしなかった。

 彼にとってわたしとの関係は

セックスができるかどうかはあまり問題じゃなかった。

 この点で、単なる「セフレ」とは違うなと思う。

「セフレ」だったら、セックスができないわたしとつながっている意味はないから。

「性欲」だけの関係ではない。

 

 

 

 

 

でも、もちろん「本命」とも違った。

真剣な相手じゃない、って直接言われたしね。

たぶん、彼はわたしを好きっちゃ好きだったんだけど、

やっぱり「本命」みたいに好きではなかった。

遠く離れて会うの難しい状況でも連絡とったり、ハニーだかチェリーだかエリザベスだかゴンザレスだかと呼んだり、わたしに気があるようなあの行動は、

少しの好意と、

特別でいたいとか、好きでいてほしいとか、忘れられたくないとか、そういう

「名前をつけて保存して欲」、「モテたい欲」

からきたものじゃないかと。

 

 

 

「セフレ」みたいなドライさはないけど、「本命」として大事にしたいほど好きって気持ちが強くない。

でも特別でいたいし、特別扱いしてほしいから、ちょっかい出す。

相手がこたえてくれたらラッキー、そのまま心地の良い関係を続ける。

これが、「カジュアル」です。

 

 

 

 

女性から見ると、

わたしのこと好きなんじゃないの?なんではっきりしないの?遊びなの?って、

「好きなら当然付き合う」

「好きじゃなきゃこんな行動はしない」

って思いがあるから、

「あいまいな態度」に見えるかもしれませんが、

ただただ男性は彼らの気持ち、欲求に正直なだけなんですね、これが。

好きっちゃ好きだし、心地良いから付き合ってるっぽいことするけど、

そんなに好きではないから、付き合う気はない。

これだけ。このまま。

 

 

 

 

 

そうなってくると、

じゃあ彼は今わたしのこと、「本命」として好きなの!?それとも「カジュアル」な関係だと思ってるの!?

っていうのが、気になるところですよね。

 

 

 

この判断基準は、けっこうシンプルなところにあるかもしれないと思います。

男性はたぶん、

「好き」だったら、「好き」って言います。

彼女にしたかったら、彼女になってって言うと思います。

だって、本気で好きだったら、誰か他の男性にとられちゃうのも嫌だし、

自分の気持ちも知っててほしいと思うと思うんですよね。

 

 

 

先日知り合った男性が、好きな人が他の国にいて、まだ付き合えてないんだけど、

長い休みあるたびに彼女に会いに行ってるって言ってたんですね。

 

「彼女に、本気度見せたいんで」

 

って照れながら話してるの見て、

そういうことだよなーと思いました。

好きだったら会いに行く。

好きだったら行動する。

好きって伝える。

 

 

なので、

「付き合おう」って言ってこないってことは、それが答え

と思うようにしています、わたしは。

(もちろんお相手によると思います。

とってもシャイな方とか、言わない人もいますよね。)

 

 

  

 

もっときっちり彼との関係をはっきりさせたいって思う方は、ぜひ、

私たちって付き合ってる?って、

直接聞いてみましょう

もうこれに尽きます。

だいたいの男性は、正直に答えてくれると思います。

「本命」にしたければ、正直に答えなきゃあなたが離れていっちゃうし、

「カジュアル」でいたければ、あなたに付き合ってるって思われると面倒だし。

彼のこと好きだと、めっちゃ怖いんですけどね、これきくの。

 

 

 

 

 そしてね、その回答として、

「カジュアル」に

 

好きだよ~、でも付き合わなくてもいんじゃないかな~?

好きだけどさ、俺らの関係は今のままでよくない?

 

みたいな場合について、わたしは

 

それは、「好き」ではないだろ

って思うようにしてます。

男性としてはね、その言葉にウソはないかもしれない。

悪気もなければ、だます気も、もてあそぶ気もなくて、

100正直な気持ち言ってるかもしれない、けど、

彼らのその「好き」は

こちらが求める「本命」的な「好き」とは

圧倒的に違うから

 

 

 

何が違うって、彼らにはいつも

他の女性が現れる可能性がある。

探してるかもしれないし、意識して探してないかもしれないけど、

他の「本命」の女性を見つけて離れていく可能性が、常にある。

その、他の女性を探す、受け入れるハードルが、

フリーの人と同じ高さ。

男性としては「カジュアル」な関係の相手に対して

「この子がいるから、他の女性に目を向けるのはちょっと・・・」

ってはならない。

ふつうに、他に良い人いたら、移っていきます。

 

 

 

時と場合と人によって

男性の「カジュアル」が「本命」に変わることもあるかもしれません。

でも、見てる感じだと、それはあまり多くないケースかと。

(個人的な所感です。)

 

 

一方で、前にも書いた気がしますが、

女性だと、「カジュアル」の状態の気持ちをキープするの、

難しいんじゃないかと思います。

付き合ってるっぽい関係になると、「付き合う」っていう確かな関係を求めたくなる女性がほとんどだと思うから。(もちろん人によります。)

もっと深めてほしい女性。

現状維持をしたい男性。

気持ちにズレがね、出てくるんですね。

 

 

「カジュアル」のときって、

男性としてはけっこう気持ちに素直に行動している場合が多いので、

現状を変えようとはしないことがほとんどです。

モヤモヤする!私たちの関係って何!?

って、「関係」がほしくなってきた場合は、

女性から行動しないとずーっと答えはでないかも。

 

 

 

彼はわたしのこと好きなの?好きじゃないの?

ってわたしたちが花びらむしってるなんてこと、

男性は全然想像もしてなくて、

ただゆるいぬるい関係を楽しんでいたら

ある日急に

「愛しているの!?愛していないの!?」

とか絶叫されたりして、

そりゃあもう康一くん並みに

「えっ!」

なんでしょうなあ。

毎度思うけど、男女の違いが、すごい。

 

 

 

 

 

なんだか年始から一切爽やかさのない記事ばっかり書いててすいません。

次回は、「本命」のターン。

果たして、ケーススタディできるのでしょうか。