ベトナムってほら、暑いからさ、いつだってカンジダのリスクと隣り合わせじゃない?

 

みなさまご無沙汰しております。

 

気が付いたら最後の投稿からはや1年。

ブログの定期的な更新が苦手すぎ問題がすごい。

そのうちオリンピックイヤーにしか更新しないとか

そういうスタイルになるかもしれん。

 

 

 

2020年になって、コロナウィルスが世界中で猛威を振るっていて

自由に身動きがとれないことや、社会がもう元には戻らないのではという戸惑い、

先が見えないことへの不安、

そして、せっかくした化粧がマスクの中で瞬時に地獄と化すことへのストレスと

日々、皆様闘っていらっしゃることかとお察しいたします。

 

 

 

わたしのいるベトナムは幸い感染の拡大も現状はあまり深刻ではなく、

外出時のマスク着用はあるものの、比較的自由に生活ができています。

ありがたいかぎりです。

 

 

 

 

そんな日々の中、わたくし、カンジダになりました。

 

 

 

 

カンジダ、みなさん知ってます?

なったことある人もたぶん多いのではないでしょうか?

膣あたりでカンジダ菌が増殖してしまって、

陰部の強いかゆみや、おりもの(カッテージチーズ状、酒粕状、とよく表現される)が

増えたりっていう症状が出ますねん。

 

 

カンジダって性病でしょう?

って思ってます?

ノンノン。

カンジダは性行為で感染するケースもありますが、

ふつーにいつもみんなのそばにいる常在菌なので

性行為してなくても発症することも多いんですって。

詳細はこちら

https://brand.taisho.co.jp/meditreat/candida/

 

 

 

わたしが何ルートで発症したかっていうと

(性行為の可能性はゼロではないですけど)

たぶんストレスとか疲労とか寝不足とかのそっちと思われます。

おそらくマスク×化粧=地獄の方程式の解が見つからな過ぎることによる

ストレスだと考察しています。

または生理前だったのも関係あるかと。

 

 

 

あれ?ちょっとむずむずする?

と思ったがはやいか、カンジダ菌がかゆみとおりもので

ここにいるよアピール。

青山テルマか。SoulJaか。知らんけど。

 

 

 

実はカンジダ、日本にいた時もなったことがあって、

大事なあちらにぶち込むタイプのお薬(膣坐薬)を処方してもらい

治療したことがあります。

そのお薬を持ってきていたので

開封とはいえ6年前後経ってるそいつを

今回もぶち込んでやりましたよ。

はいはい、カンジダね、あいつとは昔からの馴染みだからって感じで

往年の経験をいかしてこなれた感じでね。

 

 

 

通常は1週間ほど継続的にぶち込むものだと思うのですが、

以前は3日ほどかましたら良くなったんですね、私の場合。

 

 

 

今回もそんな感じかなーと思って、3日ほどキメてみたら

かゆみとかおりものとか落ち着いてきて、

お、ええやないかーい

と思ってたんですが、その3日目あたりで

喉が痛くなったので(生理前いつもなる)、葛根湯飲んで寝たんですね。

 

 

そしたら、その晩めちゃくそあちらさんが疼きまくりまして。

かゆくてかゆくて、目が覚めるレベル。

一度寝たら次のオリンピックイヤーまでは起きないかの有名な日暮熟睡男の再来と言われた(言われてない)このわたしをもってしても、

「かゆっ」

と声を上げながら飛び起きる程にはかゆかった。

チェックしたらおりものもまた増えてて。

 

逆戻りやないかーい

なんでやねーん

 

って叫んだ深夜2時。

ここにいるよからのそばにいるねの

アンサーソングばりの一体感で戻ってきた。

葛根湯関係あるのかな?体あたたまっちゃって菌が元気になっちゃった?

 

 

 

 

しかーし、持ってきてたお薬を使いきっちゃっていたので

しかたなし、現地調達することに。

 

 

 

 

以前のモーニングアフターピルのこともあり

普通に薬局で安価に買えるだろうと

意気揚々と薬局に向かいました。

ベトナムのお薬業界がバックパッカーかってぐらいにオープンマインドすぎて

逆にこわい。

 

 

 

 

 

そういえば、そもそもカンジダって、英語でなんて言うの?

と思って調べてみたら

「Candida」

って出るんですよね。ほんとかなこれ。

半信半疑で薬局の店員さん(薬剤師さん?)に

Candidaの文字を見せると、ちょっとパソコンで何かを調べた後(やっぱ違った?)

これを出してきてくれました。

 

 

 

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「CANESTEN」。

カネステン?

うーん。デリケートゾーン用のサムシングであり、

6日間サムシングをし続ける系のサムシングであることはわかるんですが、

箱にも、Candidaって書いてないんですよね。

そもそもカンジダはCandidaじゃないのかもしれないし、

この薬がカンジダ用じゃないのかもしれないし、

もう何が何やら大混乱。

 

 

 

グーグル先生で検索したら、こちらのサイトが。

BAYERって有名ですよね。うんうん。

でもやっぱり、Candidaって書いてないんですよねー。どない。

https://www.canesten.com.sg/en/female/symptoms/thrush/products/

 

 

 

まあね、経口薬でもないし、どうとでもなるやろ。

とりあえず使ってみますわ!

ということで強気の購入。

 

 

そのお値段、75,000ドン

日本円にして350円程。やす。

 

 

 

 

お家に帰って早速開けてみると

中はこんな感じ。

 

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(1錠使った後ですいません。)

 

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お薬6日分と、アプリケーター(箱入り)、あと説明書的なのもありました。

その説明書の中に、やっとCandidaの文字を発見!

一応、まったく違う下剤とかではなさそうですな。

 

 

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よくわかりませんが、清潔にした膣にぶち込め!

とのことが書いてあったので、お風呂に入っていざ、挿入タイム!

 

 

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薬を1錠出して、指でそのまま入れようと試みると、

 

 

 

 

いいいいいたたたたたたたたたたた

 

 

 

 

いたい。

痛い。

 

 

 

え?痛いんですけど。てか痛くて入らないんですけど。

なんで?こんな細くてちっさいモノが入らないとか

この数日で処女になったってこと?聖女ってこと?

 

 

 

改めて薬をよく見て、気が付きました。

日本のお薬、フロリードっていうのもらってたんですけど、

あのお薬ってなんかツルツルした肌触りで、

手で持ってると体温で溶けるような感じの

チョコレート的な質感だったんですよね。

だから、指で直接ぶちこんでもスルスルと入った。

 

 

でもこのベトナムでゲットしたお薬は、もう普通の錠剤。

ガサガサした表面のあいつ。

有田焼になる前の埴輪のあいつ。

 

 

 

 

すべりが悪いということか!!!

どうりで入らんわけだ!!!

わたしが聖女なわけではなかった!!!

 

 

 

 

えー、そんな、滑りが悪いとか、言われても・・・

ローションなんて、持ってないよううう

 

 

と頬を赤らめたところで思い出した。

 

 

 

あのアプリケーター、そのためか!!!

 

 

 

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てことで、アプリケーターの先っぽに薬を込め、

いざ、発射!!!

 

 

 

 

 

しっかり、スムーズに挿入できました。

適材適所。すべてのことに意味がある。

そんなことを考えながら、床につきました。(夜)

 

 

 

 

 

1回目の挿入翌日、特に違和感とかもなく、

穏やかに一日を過ごしました。

おりものはやや減り、かゆみは少しましになったかな、という感じ。

ええやん、ええやん。

 

 

 

 

2日目、おりものに異変。

ちょっと汚い話で恐縮なんですが、下着に、

なんか白い粉の塊のようなものが付着しているのを発見。

カンジダの時のおりものって、冒頭で書いたように

「カッテージチーズ状、酒粕状」と言われるように

パサつきの中にもやや潤いがあるんですよね。

潤いというか、粘着性というか。

でもこの時のは、ほんと、粉。

なんていうか、石膏パックみたいな質感。

固まるとパリパリはがせちゃう系。

なんなら入れた錠剤がそのまま出てきた!?っていうような。

えー、これ大丈夫?効果ちゃんとある?

とか思いつつも、かゆみは引いてたので、継続使用。

 

 

 

 

3日目、白かった粉が、ほんのりピンクに。

え?股間からたらこマヨネーズ出てきた?って思うぐらいの

キュートなパステルピンク。

質感は相変わらずの粉。でもかゆみはなし。

 

 

 

 

ということで、挿入開始3日目にして生理になりました。

 

 

 

 

薬は3回しか使わなかったのですが、

生理中もかゆみはなく、

生理終了後も、かゆみもおりものもすっかりなくなり

無事、通常運転に戻ることができました。

 

 

 

ということで、本当はお薬の箱にあったように、

6日間ちゃんと使い切った方が良かったのかもですが、

とりあえず、ベトナムで買ったカンジダのお薬、

副作用もなく、わたしにはちゃんと効果がありました。パチパチ。

 

(もしかしたら生理になったから治ったのかなとも思いましたが、

生理でカンジダが完治するかというとそうでもないらしいと

いろんなサイトには書いてありますので

確かなことは言えないのですが、たぶん薬が効いたのかなと。)

 

 

 

 

海外で体に異変あると、ほんと怖いしほんと不安になると思うんですよね。

日本と同じように医療を受けられるわけじゃないし。

もちろん、それでも一番良いのはお医者さんにかかることです。

心配があったら、病院行きましょう。

 

 

 

そんな中でも、ベトナムにいる方で

すぐに病院行けないとか、

日本でもらってたカンジダの薬が切れちゃった、とか

そんな方のご参考になればと思います。

 

 

 

2020年も後半のさらに終盤戦ですね。

みなさま、どうぞ体には気を付けて

良き年の瀬をお迎えください。(はやめ)

 

結論から申し上げますと、『ライオン・キング』の実写は3Dで観てみても良いと思います。

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えっへへー!

まじご無沙汰してますがすごいですが!

そこは華麗にスルーきめて!

 

 

 

先週末ですね、

ライオン・キング』の実写版、みてきましたー!

もうね、とてもあれだったので、アツアツのうちに感想書きます!

ネタバレしますのでー。

というかもうみんなストーリー知ってるから

ネタバレもくそもないですね。

なんかいろいろな諸事情があって(ただのスケジューリングミス)

2Dと3Dを土曜・日曜と立て続けに見る形となりましたので

感想を書き留めておきたいと思います。

おすすめのポイントとか、感じたアニメとの違いとか、

わたし的感動ポイントとかね。

長くて申し訳ないのですが、ご興味のある方は。

 

 

 

 

 

こちらベトナムだと映画の公開が

日本よりだいたい2~3週間はやいんですね。

 

 

そんなこんなで、『トイ・ストーリー4』も

はやばやと6月末には観たわけなんですが。

(これもめっちゃ素晴らしくて感想こんど改めて書きたいけど、

いつになることやら。)

その映画本編が始まる前の予告で、『アナと雪の女王2』だとか

(”アナ”が何回変換しても”穴”しか出てこなくて焦ったわたしもわたし)

『ドーラ』(児童向けのアニメ。ちびまる子ちゃんと張るレベルのオカッパ女の子、ドーラが主人公。ドーラは三度の飯より冒険が好き。)

の実写版だとかがワクワクと出てくる中で

ライオン・キング』の実写の予告が流れたとき、

もちろんわたしだって思いましたよ。

 

 

あれ、生きもの地球紀行かな?って。

 

 

いや、実写っていうか、もうほぼドキュメンタリーやん!

って、わたしだって思いました。

 

 

ムファサとかシンバがガチの肉食獣過ぎて

絶対、このライオン、ガゼル食べるやん、って。

18禁やん、って。

 

 

てかほんとパっと見た感じただのライオン過ぎて

絶対感情移入できないって。

そりゃ思いました。

実写化して良かったんか、って。

 

 

 

 

でもねー。そこはディズニーセンパイ。

我々が「えwwwライオンガチwww」って

草生やすのなんて、もちろん想定の範囲内

 

 

 

 

軽やかに、超えてきます。

 

 

 

 

冒頭でも書きましたが、

わたし2Dと3D、どちらも見たのですが、

どちらにも言えることは、

圧倒的な映像美。

アニメでは表現しきれなかったであろう、

アフリカの大自然

動物たちの生命感。

そういったものが、2時間超、

ゆっくりと光と風を感じるような場面から

動きの激しい場面まで

画面いっぱいに美しくみなぎっていて

観終わった後も、その美しさをもう一回味わいたいというか、

あの場所にもう一回行きたいなっていう感覚になりました。

特に、ティモンとプンバァが住んでるジャングル!

水と緑と動物たちと、のサンクチュアリ感がやばくて。

美しいシーンがほんとにたくさんあって、

映画が箱だとしたら、その中にきれいなものがぎゅーっと詰まってる感じ。

もうこの点だけでも今回のライオン・キングわたしは好きでした。

 

 

 

 

どんな技術が駆使されてるかとか、

全然わかんないですが、

とにかく美しい。

とにかくリアル。

 

 

そう、リアルなんですよ。やたらリアル。

生き物地球紀行問題。

あまりにリアルなもんだから、

ムファサが崖にしがみついてるシーン見て

ちょっと高いところにあるカーテンにじゃれてて爪がひっかかって取れなくなった時のネコ思い出したり、とか

シンバとスカーの戦い(というより取っ組み合い)のシーン見て

なんかもうほんと、ああ、ライオンだな、ライオンってネコだな、

これ規模大きめのネコパンチだな、とか

ちょっと思ったりもしちゃったわけですが。

ほんとリアルなんです。

ネコ飼ってる方、ネコ好きな方、ネコ動画よく見る方、

たぶん感心しちゃうと思います。

よくぞここまで再現した!って。

 

 

 

ほんでもって、ネコトークの続きじゃないですけど、

子供ライオンのかわいさがやばやばなんですよお。

もうね、ふわっっっふわ。

三十路の女二人(わたしと友人)が揃ってついつい

「かわいいいいい」と

上映中に声あげるレベルのやばいふわもこさ。

(この年代になると、仕事とかの疲れから、動物に癒しを求める人が急増する。) 

 

 

 

 

もちろんね、わたしだって大人ですし。

てかオーバー30ですし。BBAですし。

いや、そこまで言わなくてもね。

ほんとは、ライオンの赤ちゃんとか、オスライオンのタテガミが

めちゃくそベッタベタだなんてこと、もちろん知っています。

でも、映画の中では

朝焼けの中のひんやりした風にたなびくムファサのタテガミは

もちろん、シャワー浴びたての女の子の髪のように柔らかですし、

(スカーのタテガミはべたついてた。あとプンバァの毛も。)

じゃれあう子供時代のシンバとナラのもこもこさは、

つい触りたくなるやわらかい毛布を思い出させます。 

 

 

 

まあやっぱね、大衆向けの映画なんでね、

そういうところは美しくされてますよね。

デフォルメ。というか配慮。

(あ、でもなんかウネウネ系の虫とかわりとリアルな感じで出てくるので、苦手な方ご注意です。隣に座ってたベトナム人ご夫婦が「きもっ!!」って言ってました。)

 

 

 

でもほんと、動物たちの毛の感じとか、皮膚の感じとか、動き方とか

デフォルメありつつもすごーくリアルなんです。

 

そして、アニメと違って、こちらのライオンキングでは

動物たちの表情は大きくは動きません。

大きな口を開けて笑ったりしないし、涙を流したりもしない。

やっぱ動物なんで。

動物基本無表情ですもんね。

そこもめっちゃリアル。

 

 

ほんと、もう、なんというか、動物なんです。

一見、ディスカバリーチャンネルと見まごうほど。

 

 

それでも、その動物たちの感情が

ちゃんとみんなにわかりやすく、伝わってくるのが

ディズニーの、そして今回の『ライオンキング』のすごいところ。

 

 

 

 

声とか言葉、音楽から感情を感じ取れるのはもちろんなんですけど、

動物たちの目の開き方とか、体の動かし方とか、微妙な動き、

そして舞台となるアフリカの自然の様子、

そういうもので

誰が見てもわかるように絶妙に感情が、

うまーーーく表現されているんです。

 

 

表情の動きとしては、

眉がちょっぴり下がって困ったような雰囲気になったり、

口角が上がったかな?どうかな?ぐらいで

時々微笑んでるような表情をしたり。このぐらい。

こんな感じで、大変細やかな動きで、不自然じゃないぐらいに

繊細に感情表現が織り込まれていて、

そこからわたしたちは、動物たちの

不安や怒りや喜びを

すっと感じられるようになっているのです。

 

  

 

 

例えば、シンバがプライドランドを離れるシーン。

 

スカーにはめられてムファサが死んでしまい、

自分のせいだと打ちひしがれたシンバに

スカーが、出ていけ、二度と戻ってくるなと告げる。

追いかけてきたハイエナたちの襲撃からもなんとか逃げ、

ふと周りを見ると、見も知らぬ土地。

 

 

シンバが、アニメ版のように、

眉根を下げたり、肩を落としたりする

あからさまに悲しそうな表現はありません。

ただ、小さな子供のライオンが、トコトコと

時々後ろを振り返りながら、歩き、歩き、

そして不恰好に走り出すだけ。

目の前に広がるのは、途方もない大自然

 

それだけで、我々は、

最愛の父を失った悲しさ、

大事なものの詰まったプライドランドから

急に追われることになった、背徳感、寂しさ、孤独、不安を

ありありと感じることができるのです。

小さな小さなシンバが

一人ぼっちで、もちゃもちゃと走るものだから、

「こんなちっちゃな子が!こんなところに!一人ぼっち!」と

その健気さ、哀れさに

もう涙なしでは見られないんです。

全親御さんが泣くと思います。

ディズニーがわれわれ親世代の心のわしづかみをやめてくれない。

 

 

 

 ものすごいリアルな映像で、

フィクションであるストーリーが展開されていく。

でも、リアルな映像が一人で走ってしまい、感情移入とか共感ができなくなることもなく、逆に、フィクションに天秤が傾きすぎて、リアルがおろそかになり違和感を感じることもほぼない。

日本で使われてる「超実写版」って言葉に、すごく納得。

実写っぽいのに実写超えてる。

驚くべきバランス感覚をもって作られていて、

不思議なのですが、

めっちゃ入り込める。

ほんとにディズニーセンパイに頭上がりません。

素晴らしいです。

脱帽でございます。

 

 

 

 

そしてそして、この、超実写版『ライオン・キング』、

ここまで書いたように、リアルとフィクションの調合やばくて

まじぶっとびって感じなのは、2Dでも3Dでも感じられると思うんですが、

よりそれを体験できる3Dに挑戦してみてほしいです!!!

ゆるおススメ!!!

 

 

 

2Dと3Dを比較して、最も違うなと感じたのは

奥行き。

 

 

 

ごめんなさい、わたし3Dに不慣れなものですから、

3Dビギナーとしては、3Dって聞くと、

ばちーんとあれやこれやが画面から飛び出てくる、

みたいなイメージがあるんですよ。

フィルハーマジック的な。

スターツアーズ的な。

 

 

でも、違いました。

前に出てくるというより、

奥に広がるんですね、3Dって。

 

 

そしてそして、奥行きがでると、

サバンナ感がぐっと増すんです!

 

 

シンバが狩りの練習するシーンでは、

草むらに身を潜める感じがとてもリアルだし、

小高い丘?崖?岩?の上に座ってムファサとシンバが

プライドランドを眺めているシーンでは、

広いアフリカの大地が奥行きを持つので

2Dと比べて3Dのほうが、

ぐーーーーーんと広く感じる。

月並みですが、実際にアフリカにいるかのような、感じ。

 

 

そして、サバンナの大自然が広く見えると

子供ライオンはもちろん

父であり、百獣の王であるムファサですら、とても小さく感じる。

ライオンキングで描かれる、「サークルオブライフ」が

ぐっと迫ってくる感じ。

 

 

そしてそして、

3Dだと動物たちの表情にもおのずとフォーカスがいくので

ああ、スカーめっちゃイラついてるわあとか、

ラフィキほんとに嬉しそうだなあとか、

キャラクターたちの気持ちがより届いてきて

ストーリーにももっと入っていけるように思いました。

 

 

 

 

ライオン・キング』?

アニメでストーリーは知ってるしなー

何も実写で観なくてもー

てか生き物地球紀行じゃんー

って思ってる方、多いかと思います。

見なくてもいいかなぁって。

わたしもそう思ってたんですけど。

結果2回観てる。笑

 

 

 

 

 

ストーリーもまあいいんですけど、

この映画のメインはそこじゃない気がしています。

アニメでは得られない、

とにかく圧巻の映像美と、

フィクションなのにリアルで普通に入り込めちゃってる不思議体験。

この二つを味わうために、映画館に足を運んでみる価値はあるかと。

そしてこの二つをよりじっくり味わうためには、3Dがベターかと。

ということで、3Dでの鑑賞をぷちオススメです。

 

 

 

 

 

 ライオンキングってもの自体を久しぶりに見ましたが、

なんか、サークルオブライフだし、

循環しているものだから、

とりすぎちゃいけないよなって

改めて思いました。

 

 

あとは、実写化がノンストップなディズニーですが

美女と野獣』とか『アラジン』とか観て

ミュージカルシーン(歌とか踊りがメインになるシーンを勝手にこう呼んでいます。美女と野獣のBe Our Guestのシーンとか、アラジンの王宮への行進シーンとか。)

の実写って微妙だな、アニメの方がむしろ自然、

とか思う派だったので

このライオン・キングではその不自然さもあまり感じずで、好きでした。

 

 

 

今日本、夏ですもんね。

涼しい映画館で、どっぷりアフリカ体験。

いかがでしょうか。

3Dメガネけっこう疲れるけど。

 

 

という、ステマブログでした。

あー、サイってほんと好き。

 

 

 

 

プレゼントにあまりに気持ちがこもっていたもんだから、ほんと驚きました

 

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ごぶさたしております。

クリスマスシーズン、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

クリスマス、それはプレゼントの時期ですね。

みなさまも、大切な方へのプレゼントなどで

頭を悩ませている時期かと思います。

プレゼントに気持ちを込めて、

日ごろの感謝や大好きな気持ちを伝えたい、

そう思いますよね。

 

 

 

先日わたしも

とっても気持ちの伝わるプレゼントをもらったので

その経験をみなさまにお伝えできたらと思っています。

 

 

 

 

1年ほど関係の続いている男性がいます。実は。

ヨーロッパのとある国から来ている男性です。

 

 

 

彼とは、ほぼ毎週末会って、ご飯を食べたり、映画を見たり、

楽しい時間をともにする関係です。

もちろんすることもします。

むしろそれがメインみたいなところあります。

でも、毎日のメールのやりとりがあって、

それは俺通信ではなくて、

今日は何したの?どんな一週間だった?

とわたしを気にかけてくれるものです。

わたしの話したこととか、好きなもの嫌いなものを覚えていて

コーヒー少なめミルク多めのコーヒーをいれてくれる。

おいしい料理を作ってくれるし、

デザートにアイスクリームも用意をしておいてくれる。

わたしの好きなチョコレート味。

新しい服を着ていけば褒めてくれるし

足のネイルを変えたのにもすぐに気が付いてくれる。

女性の日(というものがベトナムには存在する)には

女性詩人が書いた詩を送ってくれる。

誕生日には、宛名部分にわたしの名前を漢字で書いた

バースデーカードをくれる。

彼の友人がヨーロッパから遊びに来たときには

一緒に遊びに連れて行ってくれた。

ビリヤード、ボーリング、バー。

「置きたければ、うちに君のカップを置いていいよ」と言ってくれるし

歯ブラシも置かせてくれている。

 

 

 

クリスマスの時期は、毎年帰国をする彼。

去年は、帰国をする前に、

クマのぬいぐるみをくれた。

彼が、友人の子供用に、と準備していたクマのぬいぐるみを

わたしが、かわいい!と言ったのを覚えていてくれた。

慣れないカタカナとひらがなで

「メリー・クリスマス、そして、あけましておめでとう!」

と書かれたクリスマスカードと一緒に。

 

 

 

そんな彼に、去年、わたしがあげたクリスマスプレゼントはというと、

紅ショウガ。

 

 

 

彼に会う直前に、あ、やべ、クリスマスプレゼントとか

準備が皆無や!

と思い出して、ありあわせのクリスマスっぽいカードを

かばんにぶち込み、

待ち合わせ場所への道中ジャパニーズショップにかけこみ、

棚を物色、

そういえばガリが好きって言ってた!

と思いついたものの、ガリがなかったので、

じゃあこれで、

と買った紅ショウガです。

まだ関係が始まって間もないころだったので

しょうがない部分もありますよね、てへ。

 

 

彼がトイレに行っている間にカードをざっと書き

ショップのビニール袋から紅ショウガをガサガサと出し

メリー・クリスマス

と言うと、

彼は大変喜んでくれました。

 

 

彼の帰国後、メッセージで写真が送られてきました。

暖炉の上に、家族それぞれが、もらったクリスマスカードを飾っているようで

いくつかのカードの中に、わたしのカードも並んでいました。

 

 

 

好きとか、彼女とか、そういう確かな言葉はなかったから、

わたしはもちろん、これまでの苦い経験からよく知っている通り、

大事にされている感じはするけど、

これは「本命」と思われているわけじゃないと

自分に言い聞かせていました。

本命じゃない本命じゃない本命じゃない

カジュアルカジュアルカジュアル

 

 

 

 

でも、やっぱり彼は優しくて、気にしてくれているのも感じたし

どこかでわたしは満たされた気持ちでおりました。

 

 

 

 

その彼が、先日、クリスマスプレゼントをくれたんですね。

 

 

 

 

ちなみに、今年わたしは、日ごろの感謝も込めて

彼にきちんとプレゼントを用意しました。

先日旅行で行ったマレーシアのユニクロで買ったヒートテック

ベトナムにはまだユニクロがございません。)

クリスマス時期、彼の国はとても寒くなるし、

彼は科学とかそういうものが好きだから、

きちんと科学に裏付けられて温かい(前ユニクロでバイトしてました)

ヒートテックのようなものは、

喜んでくれるのではないかと思ったからです。

 

 

 

その話をしながらヒートテックを手渡すと、

彼は嬉しそうにさっそくパッケージを開けて着替え、

「ぴったりだ。ありがとう。」

と笑いました。

 

 

 

そんな彼からの、今年のプレゼントがなんだったか、というと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼニガメのぬいぐるみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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そうですね。

読者の皆様は、

え?どゆこと?

ときょとんとされているかもしれません。

 

 

 

 

ぬいぐるみもらえたからよかったじゃん。

とか

ゼニガメ?なんで今更?

とか

ポケモンに何か意味あるの?

とか思っている方もいるかもしれませんね。

そうですね。そのどれも、納得ができます。

 

 

 

 

 

 

 

しかしそれは、わたしから見ると、完全に

わたしの敗北の象徴でした。

 

 

 

 

 

 

袋から取り出したふわふわしたものが、

ゼニガメであると分かった時、

わたしはもちろん

「かわいい!!!」

と言って

少し凛々しい顔をしたその水色のぬいぐるみを

大切に抱きしめました。

彼は、それを見て嬉しそうに、

ゼニガメの赤い目を指さしながら

「この赤い目が、僕みたいでしょ」

と笑いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、”眠そうにしている時の僕みたいでしょ”

という意味だったみたいですが、

正直わたしの気持ちは

「知るかボケ」

でした。

 

 

 

 

 

 

 

わたしは今回のプレゼントにより、二つの敗北をつきつけられました。

プレゼントがゼニガメのぬいぐるみであった事実が

なぜ敗北を意味するのか。

 

 

 

1つは、彼の中でわたしの存在が降格しているという点。

 

去年は、先ほど書いたエピソードありきの、クマのぬいぐるみプレゼントだった。

わたしがかわいいと言っていたから、

きっとクマのぬいぐるみをあげたら喜ぶだろうと

彼はわたしのことを考えてプレゼントを選んだ。

それは、わたしは彼にとって、

もちろんカジュアルな存在ではあっても

「好き」要素が強かったことを表していると思う。

 

それに引き替え、今年のゼニガメは、

かわいいと言った覚えもなければ、彼とポケモンの話をした記憶もない。

わたしと彼との間に、ゼニガメの思い出はゼロだ。

ノーエピソードのゼニガメを選んだ。

しかし、だ。例えば

ゼニガメはかわいいだけでなく、成長するとパワーを持つ。君も、仕事は大変だと思うけど、強い女性になってほしい」

など彼なりに意味づけをしての選択だったとしたら、

まだドローに持ち込める可能性はあった。

・・・先ほどのくだりを思い出して、もう一度読み直してみてほしい。

 

 

ゼニガメの赤い目を指さしながら

「この赤い目が、僕みたいでしょ」

と笑いました。

 

 

ご覧ください、この「いま思いつきました」感満載の

後付けの理由!

何も考えずに、ゼニガメを選んだのでしょう。

または、誰かにもらったものを転用した、

という可能性もありますね。

 

 

 というか普通に考えて、オーバー30の働く女に

ゼニガメのぬいぐるみをプレゼントするとかどうかしてる。

 これが「本命」の彼女であれば、彼はこんな愚行には及ばなかっただろう。

アクセサリーとか、もっと気の利いたものを、時間をかけて選ぶはずだ。

理由もない、安あがりなゼニガメのぬいぐるみをプレゼントするなんて

ガッカリされるどころか、振られかねない。

そんな想像はたやすいはず。

気持ちがないというのがみえみえだ。

むしろあげない方が得策レベル。

 

 

いや、そんなことはどうだっていい。問題はそこにはない。

もちろんわたしは、最初から「本命」だなんて、さらさら思っていない。

問題は、「好き」要素の減少が明らかな点なのだ。

去年は、彼にとってわたしは、

ほしがったクマのぬいぐるみを用意するぐらいには

「かわいいカジュアル」だったと思うのだが、

今のわたしは彼の中で、

「限りなくセフレに近いカジュアル」に降格した。

「なんでもいいからぬいぐるみでもプレゼントしとけ」程度の存在である。

原因は今は問わない。というか問うことに意味を感じないのでしない。

というか思いあたる節がけっこうあるので目をつむる。

ただ、明確な去年からの評価の低下。

これは、わたしの敗北ではないだろうか。

 

 

 

そして、もう一点。

わたしがこの事実を「敗北」と感じてしまっていることが、敗北だと思う。

本命じゃないとあんなに自分に言い聞かせたのに、

やっぱり期待してしまっていたし、

本命じゃないと言い聞かせていても、

わたしを大事にしてほしいと思ってしまったし、

だから、「わたしのことを思って」とはほど遠い

ゼニガメのぬいぐるみをを見たときに、

とてもがっかりした。

 

 

本当は、カジュアルなんて、セフレに毛が生えたようなものだし

プレゼントを用意してくれていただけで、

喜ばしいことなんだと思わなきゃいけないと思う。

 

 

でも、期待した、期待するような気持ちを作ってしまった、

ちょっと好きになってしまったわたしの、完全な敗北です。

 

 

 

 

 

 

 

こんなにわかりやすく、

大切じゃない、

というメッセージが届くプレゼントも珍しい。

ほんと、「好きじゃない人にそれを伝えるためにどうしてもプレゼントをしなきゃいけない時にはこれ!」みたいなセレクションリストがあればぜひ載せてほしい、

ゼニガメのぬいぐるみ。

 

 

 

 

そうか、むしろ彼は、関係を終わらせたくて

ゼニガメをわたしにプレゼントしたのかもしれない。

だとしたら、メイクセンス。

まじ、のぞむところだわ。

 

 

 

 

 

 

せめてこのぬいぐるみが、フシギダネだったら、

「え!わたしいつも最初はフシギダネ選ぶの、なんで知ってるの!?」

って素敵な勘違いもできましたけど。

ゼニガメとか一番選ばないからね。

 

 

 

 

 

まざまざと、カジュアル、もといセフレであることを

思い知らされるかたちとなった

暮れの元気なご挨拶。

 

 

 

リマインドありがとうございます。

といったところでしょうか。

 

 

 

 

2018年も、こういった感じで、

学びなく、成長なく過ぎていきます。

 

 

みなさまの2018年が、良きものであったことを

お祈り申し上げます。

 

男の子の胸元を追っていったらYears & Years にたどりつきました。

 

えー。

先日、って言ってもけっこう前ですけど、

激カワきゅんねすでおなじみの

トロイ・シヴァンのこと、書きました。

 

mogienogi.hatenablog.com

 

 

アリアナ・グランデとのコラボ曲とかも

やっぱり出してて、映画の予告も公開されてね!

目が離せんぞはあはあ

とか思ってたら。

 

 

 

違う男の子と出会ってしまった。

 

 

 

YouTubeが自動再生した曲がキャッチーで、

歌ってるの誰やねーん

と思ってみたらですよ。

 

 

 

 

 

 

 

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若い線の細い男子(大好物)が

胸元丸出しでうねうねと踊っとるーーーーー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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おお・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ハデ目なおばちゃんもそりゃ手に汗にぎるわ。

 

 

 

 

これが、わたしとYears & Yearsの衝撃的な出会いでした。 

そんなPVがこちら。

 

youtu.be

 

 

開脚がすごい

 

 

 

 

実はこれ、最初に「PartⅡ」って出るように、

PartⅠがあって。続きものでござる。

(トロイのときもこんな感じだったな)

 

 

アンドロイドたち(ハデなおばちゃんもその一人)が住む、架空の世界

”Palo Santo”にあるキャバレーが舞台のショートムービーが公開されています。

そこからのスピンオフ(どっちがスピンオフ?)的な感じで

PartⅠ『Sanctify』、PartⅡ『If You're Over Me』となっているんですね。

 

youtu.be

 

気になるショートムービーの内容はというと。

アンドロイドたちはエンターテイメントに飢えている。

”Palo Santo”でその役を人間が担ってるっぽいんだけど。

一人の男の子が”Palo Santo”に連れてこられる。

そして、アンドロイドたちを魅了する。

的な?SF?

うーん、えーと、

よくわかんない。(え)

よくわかんなかったんで見てみてください。

そして誰かわたしに教えてください。

 

 

 

しっかし。

胸元を見せまくるんですわ。

この男子が。

これでもかと。

 

 

 

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ほれ。

 

 

 

 

 

 

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 ほれほれ。

 

 

 

 

 

 

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ほーれ。

 

 

 

 

 

遠目で見るとトロイ・シヴァンだけど、

近くで見ると・・・。

うん。違いますね。

 

 

 

にしても、この男の子誰なん!?

Years & Yearsってなんなん!?

ってなったところで。

 

  

 

 

 

 

Years & Years (イヤーズ アンド イヤーズ)

 

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フロム・イギリスのバンド。 

 

2010年に結成。このときは5人グループ。

Olly Alexander(オリー:ボーカル、胸元見せ見せ少年)、Mikey Goldsworthy(ミキー:シンセ他、ひげロン毛)、 Emre Türkmen(エムレ:シンセ他、メガネ)、Noel Leeman、 Olivier Subria。

ミキーとエムレの出会いが、バンドマン探すウェブサイトでっていうのがなんとも今っぽい。

そしてミキーとオリーは職場の人の紹介で出会って、オリーがシャワーで歌ってるのきいて、ミキーがスカウトという、glee的な始まり。

 

2012年に1stシングル『I wish I knew』をリリース。

2013年に現在のメンバー構成(オリー、ミキー、エムレ)に。

所属がフランスのレーベルKitsunéになる。

その後もシングルの発表を続ける。

 

2015年7月、1stアルバム『Communion』を発表。UKアルバムチャートで1位になるなど、ヨーロッパで広くヒット。

 

2016年9月、映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』のサントラにもなった(らしい。見てない。)『Meteorite』をリリース。

うんうん、ブリジットで使われてそうな曲。

 

2018年、シングル『Sanctify』、『If You're Over Me』を発表。

7月、3年ぶりのアルバムとなる『Palo Santo』を発表。

 

公式ページはこちら

 

 

 

 

 

ということで。

バンドでした。

胸元見せ見せボーイだけかと思ってたら、3人いた。

しかも、2018年のフジロックに出てたみたいですね!

ひー!行きたかったー!

 

 

 

胸元見せ見せのオリー君は

バンドだけじゃなく、俳優としても活躍しているそうな。

ゲイであることをカミングアウトしていて、

クリーン・バンディットの旧メンバーでバイオリニストの

ニール・アミン・スミスとお付き合いしていたらしい。

その元彼と、アイルランド同性婚を認めるかどうかの国民投票の時に

YESって投票して!と彼とのツーショットをインスタにアップしたりしてます。

今はもう別れちゃったみたいですが、かわいいですね、なんか。

 オリー君、"real left-winger" を自称しているらしく、

けっこう思想もはっきりした青年のようです。

 

 

 

 

話それますが、個人的にびっくりしたのが、彼らが所属していたKitsuné!

過去わたし、バイト先の先輩に感化されて、riddim saunterから始まって

HALFBYとかに流れて、おしゃれミュージックをきいておりまして。

当時は、みんなが知ってる音楽なんて聴きたくない!

みたいなよくあるあの感じだったんですけど。

(その後ポップの素晴らしさに気づきAKB48の劇場に通うこととなる。)

その時に、もうそれこそジャケ買いにはまってて、

おしゃれそうなアルバム手当たり次第買ってたんですね。

よくわかんないまま。かっこつけで。

その中に、『Kitsuné Maison』っていうのがあって、

キツネって日本語かな、なんだろーぐらいの気持ちだったんですけど。

ジャケットがおされだったんです。

いやー、今になって。

Kitsunéってフランスのレコードレーベルだったんですね。

(なんとPhoenixも在籍!!)

ファッションブランドもやってるとな。

『Kitsuné Maison』はレーベルで出してる

コンピレーションアルバムなんですって。

オシャレ枠で間違ってなかったけど、何も知らずにいた当時のわたし残念。

にしても、約10年のときを経て、再会すると思っていなかったので

びっくりだし、なんか嬉しい出来事でした。

 

 

 

 

さて、話を戻しまして。

ショートムービーの舞台になっている街の名前

”Palo Santo”はそのまま、新しいアルバムのタイトルなんですねー。

この『Palo Santo』が、いいんですよー。

ショートムービーのSF感がアルバム全体の曲にも

ちりばめられてて、ミステリアスが良い感じ!

メンバーが各曲の解説をしてる動画もありますので、

ご興味ある方はどうぞ。

Years & Years Share Exclusive Stories For Every Track On 'Palo Santo' | Track By Track - YouTube

 

えー、わたしも一応見ましたが、

英語ペラペラしゃべられて

全然わかりませんでした。

仲は良さそうなんですけどね。

誰かわたしに教えてください。

 

 

 

ということで。

聴きあさってたら好きな曲ばっかりだったので。

わたしの独断と偏見によるYears & Yearsおススメ

こちらで紹介させてください。

歌詞とかあまり調べてないので

完全に第一印象(メロディー)で判断しております。

わたし基本的にポップでキャッチーでわかりやすいものが好きなので、

みなさまのYears & Yearsの入り口としてご利用ください。

 

 

ダンスミュージック系(H&Mとかで流れてそう。)

If You're Over Meーメロディーがかわいい。REMIXバージョンもいっぱいあって、それもそれぞれ全然違う表情になっててとても良い。

 

All For Youーダンスポップ。シンセサイザーぶりぶりで踊りたくなる。

 

Meteoriteーブリジット・ジョーンズサントラ。ちょっとレトロな80年代ポップスって感じ。

 

Kingファストファッションで流れてるこんなん。

 

Hallelujahーハレルヤって読むらしい。ファストファッションで(略

 

Desireークールでキャッチー。スピード感と低音ビートがたまりません。

        

 

 

 

しっとり系(わりと穏やかなの)

Palo Santoーアルバムタイトルにもなっている曲。あやしさが好き。

 

Lucky Escapeーどことなくボタニカルなのはなぜ。やさしさが好き。

 

Eyes Shutー珍しくシンセおさえめ。メロディックさが好き。

 

 

 

全体的にポップでききやすくて、めっちゃ好み!

みなさまもぜひ、お試しなのか、フジロックの復習なのかわかりませんが

Years & Yearsワールドに、つかってみてください。

 

 

 

 

にしても。

わたし、好きなアーティストができると、

曲を聴きあさるんですけど、その後、ライブ動画とかも見たくなるんですね。

実際にこの少年たちがどんな顔して歌うのか見てみたくなる。(え)

 

ということで、今回のオリー君も、もちろんこれまでのトロイも、スービンも、ソントゥン

ライブ動画見たんですけど、

みんな、もちろんかわいいんですけど、

声量がいまいちないんですよね。

若いから?細いから?体力ないから?

 

みんなすこーしパワー不足で、

ライブも観客にマイク向けて、歌って!みたいなパフォーマンスが多い。

重ねてあるコーラスの音量が大きい。

彼らが歌わなくてもかなり成立してる。

 

ここの伸びの部分、パワフルに歌えてほしいなー!

みたいなところが、歌いきれない様子をみて、

少し残念な気持ちになるのです。

(線の細い男のが声張って歌ってるの見たいだけ)

 

まあね、まだみんな若いから。

のびしろノビシロ。

素敵なシンガーに成長してほしいなと思います。 

 

 

 

 

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ああ、この写真かわいすぎてご飯三杯いける。

 

 

 

なんとなくかぶるトロイとオリーくんですが、

二人は面識があるみたいですね。

オリー君もかわいいけど、

トロイの方が全然タイプです。

 

 

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ああでも、ニコニコしてるオリー君は、

やっぱりかわいいなー。

 

 

ブログを始めて1年がたちました。

うおー。

 

 

やばいやばい。

4か月以上更新してなかったブログ。

 

 

やめてません。全然やめてません。

まだ書きたいこととかけっこうあるんです。

ただ、ちょっとリア充してたもので時間ありませんでした。

 

 

え?

社畜って、リア充に入るよね?

バナナはおやつに入りますか?

 

 

 

そんなこんなでなんと、8月でこのブログ、始めて一年経ちました!!!

いえーい!!!パチパチ!

一年!感慨深い!

一年のうちすでに4か月は更新してなかったわけですが。

実質8か月。てへ。

 

 

 

このブログは、始めたときからコンセプトは変わってなくて、

完全な自己満ブログです。

わたしが書きたいと思ったことしか書かないし、

書きたいと思った時にしか書かないし、

シリーズもの書いてても超新星のようにかわいい男子が現れたら

これまでの記事なぞほっぽり出してその子について書くし、

コメントも受け付けてないし。

 

 

 

ブログはわたしにとって、趣味の一環というか、

自分の時間にしたい好きなことで、

そこで必要以上にプレッシャー感じたり、

ストレス感じたりしたくないなと思っていて、

その結果、4か月書かなかったりしてるんですね。

エクスキューズ上等、ありがとうございます。

 

 

 

 

でも、もちろん誰かに読んでほしくて、書いてるんだろうなと思います。

じゃなきゃ、普通にキャンパスノートに書きなぐればことは済みますし。

リラックス目的であると同時に、やっぱり、

自分がした経験、感じたこと、考えたことを

誰かに読んでもらうことにももちろんとても意義を感じています。

 

 

 

って書くとすごい考えてるっぽいけど、

その共有したい内容とかほとんど

ダメな恋愛経験とかかわいい男の子たちの頑張りとか

かなり俗っぽいことなんですけど。

 

 

 

 

読んでくれてる方に、少しでも何か感じてもらえれば

とか思いながら一応書いてはいますが、

 セフレとか男性とのあれこれ系が読まれてる時は

ああ、やっぱりみんな同じように悩んでるんだなって

一人じゃないなって思ったりするし、

ソントゥンとかトロイの記事が読まれてると

ああ、やっぱりみんな美少年が好きなんだなって

自分だけじゃないなって思ったりするし、

なんかみなさまに逆に背中押してもらってます。

 

 

 

 

始めて一年。

記事数は24。

少ないですね、わかります。

月平均で2記事。

なんか、ブログのコツ、みたいなのが書いてあるブログとか読んだら、

とにかく、毎日書いて書くことになれよう!

みたいな意見が多かったから、

そんなもんかなーと思って、

よし、わたしも頑張るぞ!

と思って始めた結果、

24記事。

意志が弱いのがこれだけでもよくわかってもらえるかと思います。

 

 

 

それでも、けっこう多くの方に、

一般的にはそんなに多くないのかもしれませんが、

わたしにとっては大変多くの方に、読んでもらっていて、

最近だと平均で1日150ヒットぐらいしております。

本当にありがとうございます。

こんな謎ブログを読んでくれる方がこんなにたくさんいる奇跡。

みんなほんとに、どこから来てるの?って思います。

 

 

 

というのも。

内容がセフレとか幼さの残る美少年とかそんな感じなので、

この日記はかなりクローズなもので

正直SNSでまったくシェアしていないという現状。

というか、できない、恥ずかしくて。

SNSでつながってるお仕事のお付き合いのある方々に見られるリスク!

どころの騒ぎじゃなく、

普通に親友にも見られたくない。

知人に読ませられないブログを書いてしまっている自負はあります。

ということで、誰にも言ってない、

とんでもなく秘密のブログなんですこれ。

知ってる人に見られてませんように。

 

 

 

 

 

 ということで、

更新頻度も少ないし、

内容もめちゃめちゃだし、

文章もおもしろくないし、

メッセージ性とか学べることとかもほとんどないブログですが、

引き続きだらだらとやっていけたらと思います。

 

 

 

1年で24記事だったので、

次の1年で、トータル50記事越えを目標に掲げ、

がんばっていきたいと思います。

 

 

こんな決意表明だれも読んでないと思いますが。

 

 

 

 実はこのブログを始めるきっかけとなった

「カジュアル」のターンで出てきた男性と

 

mogienogi.hatenablog.com

 

ちょうど一年越しに

再会をしたりもして

沈黙していた4か月の間にいろいろあったので、

また今度(いつだ)書きます。

 

 

 

それでは引き続き、

どうぞよろしくお願い申し上げます。(社畜モード)

 

 

 

 

男性の「好き」には種類がある考察。~第七章:ケーススタディ③「本命」っぽいの一件あるんですけど、見てもらってもいいですか~

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さてさて、

ケーススタディその3は

いよいよ「本命」でございます。

 

いやほんとね、

モテない女といたしましては、

「本命」とか

正直ないんじゃない?

都市伝説なんじゃない?

って気持ちが強いんですけど。

 

だってわたし、

見たことないもん。

ツチノコと一緒でしょ。

いるいるってそれっぽく言われてるけど

ほんとはいないんでしょあれ。

 

 

って思ってたんですけど。

よーく探してみたら

一件

あれ、これもしかして?

っていう物件が

ヒットしたんですね。

 

 

自信ないんですけど

ちょっと書いてみてもいいですか?

みんなで検証してみませんか?

 

 

ということで。恐縮ですが。

 

 

 

ケーススタディ③:日本人の年上男性

 

 

 

これはまだわたしが日本でOLしてた時の話ですね。

出会いは、友達の紹介でした。

友達に誘われて飲みに行ったら、彼がいた

みたいなよくあるあれですね。

そして時々、飲み会で顔を合わせるようになったんですね。

最初は、みんなで飲んでる時に、少し話すぐらいの関係で

連絡先とかも知らなかったんですけど

一度、けっこうゆっくり話したことがあって、

その時に連絡先を交換。

メッセージのやりとりを重ねて、食事でもどうですか、となった。

そして、二人でちょっとオシャレなお店にごはんを食べに行きました。

それが初めてのデートですね。

 

 

 

 

・・・やばい。

わたしすごい普通のデートしてる!!!

なんかこのブログではセックスとかワンナイトとか

あられもないことばっかり書いてるけど

普通のデートもしとったんやなー!!!

なんか嬉しい。

 

 

 

そしてね、

彼はなかなか忙しい人で(ちょっと特殊な仕事してて、何か月も旅に出ることがしばしば)、次に二人でデートしたのが、初デートから3か月後ぐらい。

まだお互いのこと全然知らなかったから

まあね、ゆっくりお互いのこと知っていこう

って思ってたんですけど。

恋愛対象になるかどうかとか

そこまで至ってなかった。わたしは。

でもね、

その二回目のデートで

なんと告白されたんですね。

「付き合ってください」と。

 

 

 

 

 

 

えーーー!!!

 

 

 

 

 

 

って言った。

脚色ゼロこのまんま。

 

 

 

えーーー!!!

 

 

 

って言った。

だって、何度も書いてますけど

わたし、モテないんですよ。

ワンナイトとかカジュアルとかはあっても、

ちゃんと恋愛する相手として見られることがほぼない。

男性にちゃんと「付き合いたい」って告白される経験とか

それが初めてだったし。

 

 

お仕事のお話抜きのお食事会と思ってたら

急に契約書出されたもんですから

面喰っちゃって。

アワアワしてたんですね。

そしたらね、

 

「忙しくて会えなかった間も、

(わたしに)彼氏できちゃったらやだなって心配だった」

 

とか言うんですよ。

 

 

 

もうね、信じられなかった。

わたしのこと「好き」だなんて、

この人大丈夫かしら?

とか思ったからね。

なんか真剣に心配した。

 

で、あまりに急展開すぎたもんですから

そしてあまりにまっすぐな気持ちだったもんですから

 

 

ちょっと考えさせてください

 

 

って言ったの。

ね、図々しいわ。

どの口が!どの口が!

 

 

そしたら彼は、

 

「もちろん!こういう風に好きになる人は

3~4年に一度しか現れないから、全然待つよ!」

 

と言ってくれたんです。

これもね、脚色ゼロ。このまんま。

今わたし赤面しながら書いてます。

 

 

 

 

後で聞いたんですけど、この

「こういう風に」

というのは、

「人として」

という意味だったらしいんですね。

彼はなかなかモテる人だったので(一定層からの需要ある系)

そんなにちゃんと「好き」じゃなくても

肉欲目的で付き合うことが多かったと。

 

「〇〇ちゃん(わたし)は違う。

もちろん、ゆくゆくはそういうこともしたいけど

そっちが先じゃないのは、自分でもけっこう珍しいと思う。」

 

と、考え考え話してくれたんですね。

なんだか正直だなあ。

そんな話したら、へたしたら幻滅されちゃうかもしれないのに。

と、わたしは思い、

信用できそうな人だなと思ったんですね。

 

 

 

そして、1か月(!)ほどお返事を待ってもらい

その間も時々一緒に遊んでもらい、

なんだかいい人だなあと思い

結局お付き合いさせて頂くことに。

 

友達に言われて知ったのですが

わたしが「よろしくお願いします」と言った日

彼は帰宅後ツイッターに喜びのつぶやきをしていたそうです。

 

 

そんな話きいてしまうと、ちょっと、

にやける!!!

 

 

実はこのニヤニヤエピソードが、

まだあるんですよ。

聞いて。過去の栄光に浸らせて。

 

 

ちょうどそのころ、クリスマスが近かったので、

プレゼントどうしようかなと考えていて、

何が好きかとかあんまりわからなかったので、

もう直接相談しよう!と

ロマンスゼロな感じで、

クリスマスプレゼントとか、どうする?

わたしちょっと考えてるんだけどー

って話したら

 

「プレゼント考えてくれてたってわかっただけで、

もう90%ぐらいもらっちゃった気分」

 

とか言うんですよ。

ロマンス返し。ずきゅん。

 

 

そして年末には、

 

「〇〇ちゃんのおかげで人生でサイコーの一年になったよ!」

 

 とか言うんですよ。

ずずずきゅん。

 

 

 そこでね、

わたしも!

とかって素直に元気よく言えたら良かったんですけど。

言えなかった。

 

 

 

当時 わたしは彼をあまり大事にできていなかった。

大事にしようとは思っていたんです。

でも、たぶんできていなかった。

 

 

 

 映画を見ようと思ったときも、彼を誘うでもなく一人映画してたし、

週末もそれまでと変わらず友達との約束を入れることが多かった。

当時歯列矯正がしたくて、ダブルワークしてて

その時間ばっかり大事にしてて彼との時間を作ろうとしてなかった。

 

 

 

自分から連絡したいって気持ちも薄かった。

彼からの連絡への返事も遅くなりがちだった。

 

 

 

 

 

彼は優しかったし、ユニークだったし、話ができる人で、

わたしの気持ちも「好き」に傾きつつあった。

このまま一緒にいたら、きっとわたし、

彼のこと好きになるなって、気がしてた。

そこで、こわくなってしまったんです。

 

 

 

 

 

 

例のアメリカ人との関係が終わった時、

わたしがすごく痛感したことは、

自分が何も持っていない、ってことだったんです。

それは、特別な技術とか能力とか、そういうことではなくて、

自分が好きなこと。

暇な時間にしたいと思えること。

そういうものがなかったから、

わたしはアメリカ人の彼にのめりこんだ。

のめりこんでるつもりはなかったし、

当時からそうはならないように気を付けていたんだけど、

うまくいってなかった。

彼との週末を楽しみに、彼との思い出を食べて

退屈な平日を生きてた。

旅先で素敵なものをみたら、彼はこの景色見て何て言うかなと思ったし、

一人で映画を見ている時も、彼はきっとここで笑うな、とか考えながら見た。

彼を中心に、わたしがいた。

 

 

 

だから、彼がいなくなって、

職場にも、あの駅にも、旅先にも、映画館にも、

土日にも、平日にも、今にも、将来にも、ぽっかり穴があいてしまった。

 

彼を軸に生きすぎた。

それは、自分の中で、自分が大事にしたいものがなかったから。

それに気が付いた。

 

 

 

 

だからわたしは、自分がしたいことをすることにしたんです。

旅行、クラブ、読書、勉強、ヨガ、矯正、そのためのダブルワーク。

自分が好きなものを見つける時間。

自分をつくる時間。

 

 

 

 

そんなときに、その彼に出会ってしまったものだから、

まっすぐな気持ちをもらってしまったものだから、

自分の気持ちが急スピードで傾かないように

すごくブレーキ踏んだんだと思う。

せっかく自分ができ始めたのに、ここで「大好きな彼氏」なんてできちゃったら、

同じことが起こる。

わたしは私を放り出して、きっと彼にのめりこむ。

いつ終わるかわからない、すぐ終わるかもしれないものに身をまかせすぎる。

 

 

 

自分を大事にすることを忘れたくなくて、

また誰かによりかかって生きるのが、

そしてその誰かに去られるのが怖くて、

意識的に踏み込まないようにした。

一生懸命、好きになりすぎないようにしてた。

 だから、いつもよりずっと、自分の時間を大事にしてた。

結果、彼をあまり大事にできていなかった。

 

 

 

そんなこんなが入り組んで。

ある日。

 

 

 

いつものように一緒に晩ご飯食べて、お茶してて。

ちょうどそのころわたしは、

日本語教師になるための試験に合格することができて、

もちろんすぐに海外に行くことなんて考えてなかったけど、

いずれ行くこともできるんだなとおもって、ワクワクしていた。

だからその晩、わたしは彼にその話をした。

 

 

「いつか、海外で働いてみたいんだ!」

 

「おー、そうなんだ。」

 

そう言って、彼はお手洗いに立った。

そして戻ってきて、口をひらいた。

 

「俺たちの関係、どう思ってる?」

 

急な質問に面喰いながら、

「え?いい感じになってきたと思うけど。」

と答えると、

 

「そっか。」

 

「え、どうして?」

 

「いや、性的な関係になる前に、友達に戻ることもできるかなと思って」

 

急展開すぎて、彼が、なにを言いたいのかわからず、

わたしは思わずききました。

 

「え?それは、つまり、別れようってこと?」

 

 

「・・・いや、それって俺が決めることなの?〇〇ちゃんの気持ちは?」

 

 

わけのわからぬまま、でもなんだか、

別れたくないって言うのを待たれているというか、

気持ちを試されてるみたいな感じがして、

ムッとなりわたしは答えました。

 

 

「・・・好きになってきてるけど、そんな風に言われて、

嫌だ、別れたくないってすがりつくほどは、まだ好きじゃない。」

 

 

「・・・そっか。」

 

 

そのあと、

会いたいとかも言わないし、自分のことをあまり好きじゃないんだろうなと思っていたという話をきき、

友達に戻ろうと言われたのですが、

一度特別になってしまった人と友達になるの無理なんです。

とお断りをして、わたしたちの関係はおわりました。

 

 

 

その日に別れることになるなんて全然思ってなくて、

でも流れを止めることができなくて。

もしかしたらそれは彼にとっても一緒だったのかもしれません。

わかりませんが、彼は旅先からおみやげにういろうを買ってきてくれてて、

最後にわたしにそれをくれて、

でもわたしはそれを食べる気に少しもなれなくて

ういろうって何か知らなかったからちょっと開けて中身確認して、

羊羹かよ!って、捨ててしまった。

ごめんなさい、ういろう。ういろうに罪はなかったのだけど。

 

 

 

「きいて、ふられた!」

と言ってこの話を友人にすると、ほとんどの人に

「それは、あんたが悪い」

と言われました。

彼は、自分との将来考えてないのかなって不安になって

その話をしたら、あっさり別れ話になって、

挙句の果てには「好きじゃない」とまで言われて、と。

もしそうだったとしたら、たしかに、すみません。

本当のことはわからないけど。

 

 

 

彼との将来を一生懸命考えてたわけではなかった。

でも、お付き合いしてたんだもん、もちろん考えてはいた。

でもね、彼は自由な人で、よく旅もしていたし、

わたしたちは型にはまる必要がないと思っていたの。

わたしが海外に行きたいと本気で思うようになったとしても、

きっと彼となら話し合って、

お互いにとってベストな方法を探りながら一緒にいられると思ったの。

その、彼の、決めつけないところ、話し合えるところ、

その点に関してはとても信頼があった。

だから、彼には話した。

資格の勉強をしていたことも、合格できたことも、

いつか海外で働いてみたいって思ってることも、

家族以外には話してなかった。

いつも一緒にいた友達にも。

 

でも、うまくいかなかった。

 

 

 

彼が本当はどんな気持ちであんなふうに話を始めたのか、

わたしのことをどう思っていたのか、わからない。

 

でも、大事にしてくれていたのかなとは思うんです。

だから、今もちょっと後悔してる。

売り言葉に買い言葉、にしても、付き合ってる相手に対して

「好きじゃない」

なんて言い方は、すべきじゃなかった。

反省してる。

 

 

 

 

 

あぁ、懺悔ブログを書いてしまった。

ちがう、ケーススタディしなきゃ。

 

 

 

 

 

 

 

彼に関しては、

「性欲」も「モテたい欲」も埋められる人だった。

周りに彼を好きになる、求める女性はいっぱいいたからね。

でもわたしに「好き」といった。「付き合いたい」と。

セックスはあとでいいから、専属契約をしようと。

そして実際、わたしの気持ちがちゃんとない間、手を出してこなかった。

いや、ただ単に、よく知らぬままにわたしと付き合ってみたら

性的魅力が感じられず手も出さずに別れた、

という話かもしれませんが。

ただ、お付き合いのお返事を1か月待ってくれたところからも、

「カジュアル」な「好き」じゃなかったんじゃないかなと。

自分の欲求よりも、相手を尊重するところが

「本命」っぽいなと。

 

 

「付き合いたい」という、独占したい意志、および

その言葉に伴う真剣さ、期待を背負う覚悟を、相手に示すかどうか。

これが「本命」かどうかのカギに、

やっぱりなってくると思うんです。

「セフレ」さん、「カジュアル」さんたちは、やっぱり

真剣な関係になることを求められるのを嫌がりますからね。

もちろん自分からそうなろうという意思表示もしない。

 

 

 

にしても。

どこでそのスイッチが入ったのか、

そのスイッチはちゃんとわたしを知ってて入ったのか、

わからないけど、

こんなクソ女を好きと言って大事にしてくれる人がいたことが

奇跡。

 

 

 

そして、結果として彼がわたしをふって自由にしてくれたから、

ベトナムに来ることができて、今のわたしがいる。

という解釈をすると、大変ありがとうな気持ちになるのです。

 

 

 

という昔取った杵柄を

見せびらかしたかっただけですすいません。

意外と世間ではこれって普通なんですかね。

もうそういう「好き」みたいなのと

縁遠すぎて。

ツチノコとか奇跡とか呼んで

ケーススタディまでしてるわたしなんなんだろう。

なんともチンプな記事になってしまった。

モテなすぎて好意がわからなくなるという。

 

 

 

 

こんなわたしもいつか「本命」様に

お目にかかれるのかしら。

来世あたりで。

 

 

トロイ・シヴァンが怪物な気がしてきた

 

トロイが新曲を発表し始めたよ!!!

 

 

 

違います。ハイスクールミュージカルでもなければ、木馬でもありません。

 

 

 

先日わたし、ボーイズのキスシーンについて書いたんですね。

 

mogienogi.hatenablog.com

 

 

MVの中でのキスシーンがね、大変よかった、と。

で、キスシーンもそうなんだけど、曲自体もね、めっちゃいい。

キスシーンがひきたつ曲!いや、曲がひきたつMV!

卵が先かニワトリが先か?どっちだ?どっちでもいい!

とにかく大変わたし好みだったんです!

WILD』、『FOOLS』、『TALK ME DOWN

3部作中3作全部いい!

ロイヤルストレートフラッシュ!

その曲を歌っているのが、Troye Sivan(トロイ・シヴァン)その人であります!

でーん!

 

 

 

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MVの主人公、黒髪の方ですね。

(ちょっとウエンツ瑛士に似ている気がする)

つまりチューしてる張本人!!!

 

き、きみは、MVのためとはいえ、男性とあんな濃厚なちゅーをかましたのかい?

 

と思いきや、彼はリアルでもゲイなんですって。

なーるほど。

 

 

 

Troye Sivan  トロイ・シヴァン

 

1995年に南アフリカで生まれ、2歳の時にオーストラリアに家族で移住。

南アフリカ出身の白人ってけっこういるよね。)

2009年(14歳)にX-Menシリーズの『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で、主人公の幼少期の役を演じたそうな。(見てない)

2010年(15歳)には南アフリカの映画『Spud』で主演を務める。(見てない)

2012年(17歳)YouTubeに動画の投稿を開始し、ユーチューバーとしてのキャリアをスタート。

2013年(18歳)YouTubeに、自身がゲイであることをカミングアウトする動画をアップ。家族にはその3年前(2010年)にカミングアウト済みと、ビデオの中で話している。

2014年(19歳)ミニアルバム『TRXYE』を発表。(その前にも2007年(12歳)にミニアルバム出したり、パフォーマンスをするなど音楽活動はしていたもよう。)

2015年(20歳)アルバム『Blue Neighbourhood』発表。

2016年(21歳)Blue Neighbourhood tourで日本でもフジロックでパフォーマンス。

 

 ユニバーサルミュージックの公式プロフィールはこちら

 

 

 

 

 

ということで、トロイは歌手だし俳優だしユーチューバーなんですね。

マルチか。

 

 

 

 

そもそも彼ユーチューバーとして有名だったらしく、2018年3月現在で450万人にチャンネル登録されているらしい。

(ちなみに日本で一番チャンネル登録されているはじめしゃちょーは580万人。いや、はじめしゃちょーすごいなってなるねこれ。)

どんな動画をアップしているのかというと、ふつーに面白おかしい系動画です。

 

 

 

 

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目隠しして触ってるものがなにか当てるやつとか。

 

 

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ワックス脱毛してみたりとか。

 

 

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視聴者からの質問に答えたりとか。

これ、わたしのお気に入り動画です。ぜひみてください。

「What?」のショットがイラかわいい。

 

 

 

MV見た後にこのユーチューバーぶり見ると、正直ね、

なんやねーん!て思いません?ギャップが激しすぎて。

あのシリアス顔はウソだったんか!?ってなる。

 もうね、紹介したちょーシリアス系MVからはかけはなれた、おふざけしてる。

わたしの涙を返せ。

 

でもでも、こんな感じでふざけたことしてる彼ですが、

YouTubeでゲイであることをカミングアウトしてるんですね。

こちらがその動画。

 

 

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動画の中でね、自分がゲイかもしれないことが良くないことな気がしててずっと考えないようにしてて、親友とか家族にもなかなか切り出せなかった様子とか話してるんですね。

感じてた違和感とか、そんな自分に自分でも混乱していた感じとか、大切な人に話を切り出すときの怖さとか。

これ見ると、『FOOLS』始め三部作で見せる思いつめたような目とか、アンニュイな表情とかは、単に演技ではないのかなあと思います。

 

 

 

 

にしても、俳優スタートだからでしょうか、演技上手!

というか目で語れる人!

というか目がキレイ!(え)

 

 

 

 

 

そして、彼の音楽もとっても素敵!

キャッチーなものが多いんです!

わたしのお気に、置いておきます。

 

 

『Youth』ポップなダンスナンバー

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『Lost Boy』 メロディックで壮大な感じ。

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『Papercut』 Zeddセンパイとコラボもしてます。

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ユーチューバーで歌手なのはわかった。

しかし、ですよ。 

YouTubeに上がってるMV以外の動画も2014~2015年ぐらいがピークで、最近の動画はあがってきてない。

それにアルバムも2015年の『Blue Neighbourhood』以降出してない。

ユーチューバーもしてなきゃ音楽活動もしてない。

 

 

じゃあ何してんのよトロイーーー!?

 

 

と思っていたら!

1月1日、2018年になったその日に、Facebookのプロフィール写真とカバー写真を変更。新曲の発表が近いことをにおわせる投稿。

そして、1月8日、1月10日に『My My My!』を発表するとの投稿。

そしてそして、1月10日、ついに!新曲『My My My!』を解禁!!!

それがこちら!

 

 

 

www.youtube.com

 

 

 

 

な、なんか、エロい!!!

『 Blue Neighbourhood』のときの幼さを残した無防備さじゃなく、

意図的な色っぽさ。

お、大人になっとる。

以前の『Youth』もダンスナンバーだったけど、

また違ったテイストの『My! My! My!』。

ポップさが薄まって、鋭くなった感じ。

 

 

 

その後も、『The Good Side』を音源だけ公開。

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 アコースティックギターの柔らかい音と

シンセサイザーのひずんだ音、

そしてトロイの落ち着いた声が、なんとも。

 

 

 

 

そしてそして、続けて『Strawberries & Cigarettes』を発表。

『Love,Simon』っていう映画のサントラだそうな。

やわらかいトロイの声が優しい曲。

 

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鋭さ、セクシーさ、甘さ、切なさ・・・。

なんか、2018年、いろんな顔をみせてくれるトロイ!

 

 

 

そう、もしかしたら、2018年はトロイにとってビッグイヤーになるかも。

というのは、彼、ニューアルバム発表(たぶん近々)に加えて、

再び俳優としても活動するみたいなんです。

2018年9月アメリカ公開予定の『Boy Erased』という映画に出演するとのこと。

 

www.imdb.com

 

 

おいおいおい、出演陣がニコール・キッドマンとかラッセル・クロウとか、

そうそうたるメンバーじゃないのこれ!!!

 

お話としては、キリスト教徒の両親のもとに生まれたゲイの青年が、ゲイをストレートにするためのセラピーに参加させられる、という実話をもとにした小説が原作らしい。

なので、きっと主人公のお友達役とかで出るんじゃないかな!

少し陰のある、しかしみずみずしい演技が期待できる!

 

これできっと日本でも世界的にも、

「あの主人公のお友達役やってた男の子は誰!?」

と話題になったりするのではないかしら。

 

 

 

 

 

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外見も音楽も、

キュートで悩める男の子から、セクシーで落ち着いた男性へ。

変わり始めているところって、感じがする。

 

 

 

 

どことなくダークで切ない、でもキャッチーな曲が多いトロイ。

それが彼の幼さとよくマッチしてたんだけど、

時間がたって、

そこに大人の甘さと苦さが加わって。

 

 

 

なんというか、

AKBみたいにぶっとんで明るいポップでもない、欅坂みたいにダークサイドにも落ちてない、乃木坂みたいにバランスのとれたいい子でもない、超新星の可能性。

バランスを知っていてあえてそこを崩してくる感じの器用さ。

優等生の中にエキセントリックさを含んでて、それを、

トロイなら鮮やかにコントロールして、鋭く表現できるんじゃないかしら。

いろんなテイストの音楽を自分流に上手に着こなす、

音楽ファッションモンスター。

うまくいけば彼は2018年に怪物としてのその片鱗を見せてくれるかも。

 

 

 

 

と、音楽評論家ぶったこと書いてみたかっただけですが、

正直なところを申し上げますと、

大人になっちゃって、おばちゃん少し寂しい。

という感じでしょうか。

あの未発達な少年っぽさを愛していたもので。(え)

 

 

 

 

 

 

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アルバムリリースを控えている今、

アリアナ・グランデとのコラボも決まっているらしく

ますます注目の集まるであろうトロイ。

ぜひぐんぐん良い感じに成長して、

キョンキョン小泉今日子になったように、

シブがき隊のもっくんが本木雅弘になったように、

Folderが満島ひかり三浦大知になったように、

味のある大人になってくれることを願います。 

 

 

 

今年はきっと日本の夏フェスにも出るんだろうなー。

はあ。見に行きたい。