男性の「好き」には種類がある考察。~第五章:ケーススタディ①これが「セフレ」だ~

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さあ、では実際に、

わたしが出会った殿方の様子を通して

男性の

「本命」

「カジュアル」

「セフレ」

これを見ていきたいと思います。

 

 

今回は「セフレ」の回。

知ってる知ってる。

やるだけの関係でしょ。

そうなんです。

でもね、なんか

思ってたより「セフレ」のポジションがすごかったので

それを書きたいと思います。

えーちなみに。

今回はけっこうアレな内容になるかと思いますので、

ひかないでね。

 

 

 

 

ケース①:東南アジア某国駐在日本人男性

 

この男性とはTinderで出会いました。

これまでもTinderについてはね、いろいろ書いてきましたが。

ここケーススタディのターンになって、

このナンパアプリに戻ってくるわけですね。

 

出会った時点で彼はベトナムの近隣の国に駐在員として赴任していたわけですが、近々また別の国に異動になることが決まっており、その前にということで東南アジアを旅行して回っていたみたいなんですね。

で、ベトナムに行こうかなーと思っていたところで、わたしとマッチ。

メッセージのやりとりをして、で、まあ

会いましょうか

ってなりますよね。

 

 

 

 

この時点で、実はわたし、

やれたらいいなって思ってました。

てへ。

違うんです。

性欲がムラムラブギウギって感じでもなくて(たぶん)

実はわたし日本人とセックス、

もといエッチしたことがなくて。

てへ。

興味はあったし、日本人なのに日本人との経験がないのが

軽くコンプレックスだったりもしてたんですね。

 

 

そんなときに。

ゲイの友達(グローバル人材)と

世界各国の男性との床事情について

アツくしゃべり場してたら

 

「日本人は、サイズは小さいけど、まじでカタい」

 

なるオピニオンが飛び出したんですね。

アフリカ系、欧米系は、大きいけどカタくなりにくいと。

 

 

 

まじか。

 

 

 

知らなかった。

わたしそれまで、欧米系またはアジア系の欧米人としか

関係をもったことがなかったので

軽く衝撃を受けまして。

 

違う世界があるんかと。

 

でね、カチカチ山への興味関心は

むくむくと大きくなったわけですね。

くずですいません。

 

 

 

 

 

そこに、今回の男性がやってきたと。

しかも出会いは、

本気指向のペアーズでもなければタップル誕生でもない、

ワンナイト目的の猛者たちがひしめく

かの有名なナンパアプリ

Tinder

 

 

これは、彼もその気かもしれない!

いや、その気だろ!

 

 

こんな感じで、

日本人とエッチするのってどんな感じなんやろ

毛の処理とかどこまでしたらええんや

シャワー浴びるのとかどのタイミングなんや

キス、もといチューするとき首の後ろに腕まわしてもええんか

服こっちから脱がそうとしたらビッチって思われるんか

な、な、な、

なんにもわからへーーーーーーん

 

って感じでもうチームBの初日

みたいな気持ちで当日を迎えるんですね。

 

 

 

 

て言ってもね、

ベトナムに旅行に来た男性を案内する

これがメインイベントですからね。

大義名分としては。

 

彼が来越してからは、

まあとにかくね、

街中の観光名所めぐりとかマッサージとかご飯とか

ひととおりしまして。

楽しかったです。

話してておもしろかったし、一緒にいて楽しかった。

だから、

「ホテルのバーで飲まない?」

って言われて、

「えー、じゃあ一杯だけー」

とか言いながら

まあこちらとしては予定調和的に

彼の泊まっていたホテルに、行ったよね。

で、無事ことを終えました。

 

 

 

基本的に、このブログはエロブログじゃないので

感想とか述べる気はないんですけど、

ひとつだけ。

日本人、カタかったです。

 

 

 

さて、良い感じになったからワンナイト。

旅行者と一晩だけの楽しい関係。

これで終わり。

それでよかったのです。

わたしベトナムにいるし、

真剣な関係は今はいいかなと思ってるんですね。

セックスだけの関係としても

あんまり何回もナイトすると好きになっちゃうし。

Tinderで出会ってるし向こうもその気のはず。

それでオッケー。

 

 

と思っていたら、連絡がきたんですね。

 

「来月の第二週の週末、何してる?」

 

いや、けっこう先だからまだわかんない。

 

「遊びに行ってもいい?」

 

は?

酔ってます?

 

「酔ってないよ。」

 

は?

またベトナム来るってこと?

酔ってます?

 

「酔ってないって!会えたらいいなと思って・・・。」

 

 

 

 

はーーーーーーーー?

 

 

 

 

この展開は、

予想外だ。

まあ正直にね、このときはちょっとね

嬉しかった。

でもね、さっきも申しあげましたが

わたし真剣なお付き合いは今求めていないし、

彼は異動して遠くへいくのを知ってるし、

二人の未来、なんて考えませんでした。

もんのすごい力でブレーキ踏んだ感はあるけど。

ただ、わたしの返事は

 

 

じゃあ、わたしがそっちに遊びに行くよ!

 

 

だったんですねー。

なんでかって?

彼がいた国にわたしはまだ行ったことがなかったから

純粋に行ってみたかったの。

あと、えー、純粋に

彼ともう一回寝たかった。(え)

いや、カチカチ山がね、ほんと見たことのない景色だったんです。

 

 

 

ということで、

わたしは彼の住む国へ遊びに行くことを決めたんですね。

彼は、

「来てくれるの嬉しい」

「見どころ案内するよ!」

と張り切ってくれていました。

 

 

 

あ、ちなみに、

わたしと彼がTinderで出会ってから

彼がベトナムに来るまでの数週間、

毎日LINEしてたんですけど、

今回もわたしが彼のところへ行くまでの数週間、

毎日LINEでチャットしたり電話したりしてたんですね。

ときどき

「会えるの楽しみだね」

「はやく会いたい」

なんて言い合ったりして。

将来なんて考えないし

シリアスな関係を築く気もなかったけど

また一緒に遊べるのはとても楽しみだったんです。

 

 

 

 

 

そして、ついにその時が。

わたしはいそいそと

彼のいる国へ飛行機ぶっとばして行ったわけです。

 

 

 

 

それが地獄の始まりとも知らずに。

 

 

 

 

到着したのは夜だったので

その晩はすることして寝たんですね。

そこまでは良かった。

 

 

異変が起きたのは翌日。

彼の態度が豹変。

朝からなーんか、大人しいなとは思ってた。

大人しい、てか、

全然しゃべらない。

一緒に歩いてても

わたしのこと振り返りもせずスタスタ。

一緒に観してても、

終始テンションが低い。

ずっとつまらなそう。

 

 

わたしはね、初めての土地、知らない文化、見慣れない街に

テンションあがって、

あれ何?なんでこうなってるの?次あれみよう!ここで写真撮る!

ってもう旅先ハイなわけですよ。

 

 

そのとなりで

ずっとあくびしてる。

脳に酸素を供給する血管のポンプがストライキ中?

ってぐらいあくびが止まんない。

自分の力で酸素運ばなきゃ感がすごい。

 

 

わたしの「この建物かわいいね!」とかの

独り言(として扱われる発言)は基本無視。

なにかきいても

「さあ」「うーん」「うん」

のメリーゴーラウンド。

ファミレスだってパセリこんなに何度も使いまわさないよ!

使いすぎてすりきれちゃって最後にはもう

聞こえなくなったよね。

 

 

 

 

 

 

・・・えっとね、

前回会ったときはすごく楽しかったし

毎日LINEしてた時もこんな感じじゃなかったの。

あまりの態度の違いに

最初は

なんか気に障ることしちゃったかな

とか

疲れてるのかな

とか考えて不安になったけど

昼に一度部屋に戻ったとき

元気よく

「エッチしよ」

って言ってくっついてきたとき

すべてを悟りました。

 

 

 

 

 

これが「セフレ」か、と。

 

 

 

 

 

わたしはね、

繰り返しになりますが

付き合いたいとかいう気持ちもなかったし

彼にその気がないのもオッケーだった。

とにかく楽しければいいよねっていう気持ちだったの。

だから、彼の目的がエッチでも別によかった。

でも、だ。

一緒に楽しく観光

これを期待してしまった。

これが間違いでした。

わたしは、彼にとっては「セフレ」だった。

わたしもそのつもりだったんですよ。

でも「セフレ」をはき違えてた。

「セフレ」はセックスがすべて。

セックスだけの関係。

一緒におでかけとかは、対象外。

彼にとっては、わたしはセックスを一緒に楽しむだけの相手。

セックスが終わればもうあとはすることない。

一緒に観光なんてだりー、というところでしょうか。

観光なんてしないで一日中お部屋でエッチ

これが正解だったわけだ。

 

 

 

でね、そう思ったら状況が理解できたので

午後はほとんど話さなかった。

目に新しい景色への感嘆の吐息も、わいてきた疑問も、

全部飲み込んだ。

無意味だからね。

それを出したところで

彼は疲れるだけだしわたしはそれ見てうんざりするだけだし

お互いのためによくない。

ウィンウィンならぬルーズルーズ。

熟年夫婦かなってぐらい何も話さなかった。

「お父さんと旅行してもつまんないんだもん」

な世のお母さんの気持ちを疑似体験。

 

結局最後の晩はセックスどころかキスもせず就寝。

セックスレスの熟年夫婦までも疑似体験。

 

 

そして翌朝。

「じゃ」

と男友達同士かっていう淡泊な挨拶を済まして帰路に。

 

 

 

 

 

わたしは帰りのタクシーの中で考えたんです。

 

 

やり目的なのは別に良い。

「セフレ」がわたしの認識とも違ったのもわかる。

それによるあの態度も理解。

単純にわたしとはセックスできればいいと思ってたんでしょう。

いいの、いいんだけどね。

なんかぐるぐるするーーーーー!!!

 

 

 

やっぱりモヤモヤがいくつか残っていたので

事情を話して男友達に緊急アンケートを実施。

 

 

 

体目的だったのはわかったんだけど、

なんで約1か月も毎日LINEしてきてたの!?

性欲だけでそんな面倒なことできる!?

 

 

 

 既婚男性と前述したゲイの男性に聞いたんだけど、

二人の回答は見事に一致。

 

「性欲があればそのぐらいのことはできる。」

 

 

 

でもね、でもね、やり目的のくせに

最後の夜はやらなかったんだよ!これは何で!?

 

 

 

この質問に対する二人の回答も、完全に一致。

 

「性欲尽きたんでしょ。」

 

 

 

その他コメントとして

「LINEしながらやれるかどうか見てたんじゃない」

「この後連絡なかったらもうないってことだと思う」

 など、いただきました。

 

 

ちなみに、帰国後、

彼からのLINEはぱったりとなくなりました。

 

 

 

 

 

以上が

「セフレ」ってほんとに「性欲」だけなんだなっていうのを

まざまざと感じさせられた出来事です。

 

 

 

「性欲」まじこわい。

 

 

 

「性欲」は海も国境も手間もお金も時間も越える。

なんでもできる。

 

 

愛じゃないやつがいろんなもの越えてきたよー。

こわいよー。

もう「好き」なのか「性欲」なのか見分けつかないよー。

 

 

 

 ということで

モテないわたしの備忘録として

今回感じた

「セフレ」の三つの特徴をここにまとめます。

 

 

 

1.

やることやったら態度が変わる、テンションが下がる、こちらへの関心がなくなる(というかもともとない)

 

 

2.

やる以外の行動をともにすることを非常にめんどくさがる

 

 

3.

やることやったら連絡してこなくなる。でも「性欲」が高まったときは連絡してくる

 

 

 

(思いがけずこのクソエピソードが続いたので、よろしければ読んでください。

 セフレの特徴の続編は→こちら

 

 

王道ですね。

やっぱり、「セフレ」かどうかって

セックスした後の感じが一番判断の要素として強いかなと。

男性がこちらを「セフレ」と思っていれば

その最大の目的は、セックスだからね、

それ中心の行動になってくる。

そして「性欲」が満たされれば

それ以上一緒にいる理由がない。

そんな態度をとる。

 

 

 

 

 

 

 

にしてもさー、

「セフレ」だったのは理解したけど

たった一日も観光付き合ってくれないなんて

けっこう甲斐性なしな人だなと思いました。

まあもう会わない気だったからのあの態度だと思うけど。

または、

よっぽどわたしを人としては評価してなかったか、

簡単に寝れるクソ女だと思ってたのか。

今度書きますが、男性の(特に日本人男性に感じる)傾向として、

「簡単にセックスする女性をどこかでちょびっと軽蔑する」

ところがあるんじゃないかと。

いやー、女性にも性欲あるんだけどねー。

もちろん人によるけど。

 

 

 

まあね、やることやれたからいいんですけど。(え)

旅行としては過去最悪。

こんなことなら

ひとりで行った方がよっぽど楽しかった、

と思ったよ。

 

 

 

ということで、長々と書きましたが

「セフレ」は「性欲」から

いろんな「好き」っぽいハニートラップを仕掛けてくること、

しかしセックスして目的を果たすと態度が変わること

こちらを感じ取っていただければ幸いに思います。

 

 

 

次回は「カジュアル」こちらを見ていきます。