男性の「好き」には種類がある考察。~第二章:「カジュアル」の存在を見つめてみる~

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さあて。

「好きだけど付き合わない」が

契約の問題だと申し上げたのが前回でございました。

 

 

 

 

ということで、今日はそれを

もう少し掘り下げてみようかなと。

いよいよですね、

男性の「好き」をね、考えてみようと。

「好きだけど付き合わない」って

逆に考えると

「付き合わないけど好き」

ってことなのかなと思うんですね。

じゃあその「好き」ってなんだよと。

どんな気持ちなんだよと。

おせーてくれよと。

 

 

 

 

 で、承太郎パイセンも教えてくれない感じだったので、

自分で考えました。

すんごいわたしの個人的なあれなんですけどね。 

男性の「好き」を

三つに大別してみました。

それがこちらのピラミッド。どん。

 

 

 

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本命:

本当に普通に純粋に「好き」

強く「好き」

「結婚」、「付き合う」などの社会的な契約を

あまり縛りを感じずに意識できる。

だって、「好き」だから。

 

 

 

 

カジュアル:

カジュアルな範囲の「好き」な気持ちあり

気持ちの大小により、実に多くの層に分かれている。(好きレイヤー)

共通項目として、多かれ少なかれ社会的な契約に抵抗がある場合が多い。

なんかとにかくはっきりしない。

セフレ以上恋人未満な関係になる傾向が強い。

時々恋人、夫婦関係になることもあるが、

その場合そんなに本気ではないケース、

諸事情によりその形をとっているケースが多い。

 

 

 

 

セフレ:

恋愛感情としての「好き」はなし

なんなら興味、関心がない場合も

まっすぐにセックスだけ

 

 

 

 

大まかに分けるとこんな感じかと。

量的な話をすると、

わたしの感覚なのであてにならないかもしれませんが、

本当に好きな「本命」も

本当にセックスだけの「セフレ」も

実はそんなにいないんじゃないかと思っております。

なーんかぽやぽや曖昧などっちつかずの

「カジュアル」が男女の関係の大半を占めているのではないかと

うがうがうがりながら見ております。

 

 

 

そうです。

ここで注目すべきは「カジュアル」なる存在です。

こいつですよ。

「好きだけど付き合わない」

「付き合わないけど好き」

は?なやつ。

 

 

 

 

まあね、これって別に目新しいものでもなんでもないと思うんですよね。

好きっちゃ好きだけど煮え切らない感じとか

ずっと昔からいろんなところでうたわれてきたものだし。

 

 

 

 

でもね、

昔の私は「本命」と「セフレ」の二種類しか

この世には存在しないと信じて疑わなかったし、

この「カジュアル」とかいう概念を本当に知らなかったし

本当に気付けなかったし、

理解するのにもんのすごい時間かかった。

 

 

 

 

 

だからね、コロンブスがアメリカ大陸発見した時並に

 

まじか

 

 って思った。

すげービッグな大陸あったーまじ気づかなかったー

みたいな。

 

 

 

 

 

そしてこの「カジュアル」ゾーンのやっかいな点としては

その中にさらなるレイヤーが存在すること。

 あ、コスプレイヤーじゃないよ。

層ね。

 

 

 

 

上のピラミッドでは

はっきりくっきりひとくくりの単色で

「カジュアル」ってなってますけど、

その中は

実に美しいグラデーションになっていると思われます。

もうね、境目とか感じさせない。

A型系グラデーションね。

 

 

 

 

つまりねたぶんね、

「カジュアル」って一口に言っても

人とか場合とか状況とかによって

その「好き」は

それぞれ濃さが違って

くっそ種類がある。

 

 

 

 

「まあ付き合ってもいいかなと思える好き」とか

「相手に別の男できたら不愉快だけど付き合いたくはないぐらいの好き」とか

「彼女にはしたくないけど一緒にいたい好き」とか

「毎日LINEしたい好き」とか

「映画は一緒にみたいけど食事は一緒にしたくない好き」とか

「本命彼女との映画に誘いたい好き」とか

なんかいろいろあるんですね。たぶん。

 

 

 

 

 

これが、わたしが以前の記事

好きレイヤー

と呼んだものですね。

「好き」と一言で表現しても

そこにはものすごい種類があって

実に細分化された層を成している。

ミルフィーユか。

ミルフィーユだ。

 

 

 

 

もちろん、「カジュアル」だけじゃなく

「本命」の中にも

「とにかく自分のものにしたい好き」とか

「結婚にはまだふみきれないけど本当に好き」とか

あるんでしょうね。レイヤーは。たぶん。

 

 

 

 

でもやっぱり

「本命」と「カジュアル」はかなり違う。

と思う。

もうね、本気度が違うと思う。

タイタニックでさ、ジャックがローズを助けるために

自分は海の中に入ったまま、ローズを板の上にのせるじゃない。

あれだよね。

あれ「本命中の本命」だと思う。

「本命」の頂点。優勝。

つまり、たぶん、自分より相手を大事にする

みたいなことが発生するんじゃないかと。

「本命」の現象としてね。

このへんはわかんないけど。

生まれてこの方「本命」にして頂いたことないんで。

 

 

 

 

 

そうなってくるとやっぱりね、

モテない女としてはですね

ということは、自分の位置づけが

「本命」なら結婚できるけど

「カジュアル」なら結婚はできないの!?

って話になってくると思うんですけど。

 

 

 

それがねー、見ている感じだと、

そうでもない。

「結婚」とかになると

意外と気持ちがどこのゾーンにいるかは、関係なくなってくることがある。

 

 

 

こういう関係って、やっぱり契約的で

社会的な意味の方が大きくなっちゃう節があるものね。

 

 

 

 

「カジュアル」ゾーンにいるのに、

「タイミングかなー」って感じで「結婚」に至ったり。

 

セフレに子供できちゃってとにかく「結婚」とか。

 

 

 

 

だから、今の位置が「カジュアル」でも「セフレ」でも

「結婚」のチャンスないわけじゃないと思われます。

 

 

 

 

 

 逆もしかりで、本気で好き同士なのに

家族の反対とかの事情で「結婚」できなかったりもするし。

 

 

 関係のかたちは、

気持ちの大きさと一緒じゃなかったりする場合もあるのですな。

 

 

 

 

 

でもやっぱり、「本命」は強いと思う。

結婚してても

浮気とか不倫とかかわいい子と遊んじゃうとか

そんな男性いっぱいいて、

「妻とは家庭内別居状態だから」とか

「離婚寸前だから」とか

「君のために別れるから」とか

言う男性がいっぱいいるんだけど、ここベトナムにも。

 

 

 

でも、だいたい別れない。

 

 

 

もしかしたらその浮気とか不倫してる人のこと、

ちゃんと「好き」なのかもしれない。

でも。その「好き」は「本命」じゃないことが多い。

結局彼らは「彼女」とか「奥さん」と別れたりはしない。

結局彼らは「彼女」とか「奥さん」のところに帰っていく。

やっぱり「本命」は「本命」なんだろうなとも思う。

大事なのだ。

 

 

 

 

 

あーあー、男の人ってー、いくーつもー、愛を持ってーいるのねー

 

 

 

 

 

ラムちゃんが歌っていたのは、実に真実だった。

ラムちゃんの気持ち的には、

うちがいるのに、いろんな女の子を好きになっちゃダメだっちゃ!

ってことだったかもしれませんが、

いくつもの種類の愛を持っているのね

と解釈して聴くと

とんでもないドキュメンタリー上等のメッセージソング。

こわいこわい。

ところでこの歌うたってるのってラムちゃん本人?

 

 

 

 

ということで。

男性の「好き」には

「本命」「セフレ」以外にも

「カジュアル」があり、

その中にもぎっしりと

パイの実もびっくりの数々のレイヤー

というか種類が存在すること。

そして、「本命」とはやっぱり違うのだ

ということを今日は書きました。

 

 

 

 

そして、思うんですよね、

男性のね、「カジュアルな好き」と密接に関係があるのは

「特別に思ってほしい欲求なんじゃないかと。

次回、そのあたり書きまーす。