男性の「好き」には種類がある考察。~第六章:ケーススタディ②改めまして、こちらが「カジュアル」にございます~

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どんな女性の中にも、多かれ少なかれ、山岸由花子がすんでいる。

 

 

 

「カジュアル」なんて

なにも改めてケーススタディしなくても、

あのメリケン野郎がじゅうぶん「カジュアル」じゃん

って思うんですけど。

むしろそのスタディから出てきた思考回路じゃん

って思うんですけど。

 

 

「カジュアル」の回、書かせてください。

 

 

なんでって、この「カジュアル」体験こそ

何を隠そうこのブログを書き始めるきっかけとなった

そう、

好きな人に好きじゃないって言われた

あの体験なんです。

すべての始まり。

 

 

 

ケーススタディ②:アジア系旅人

 

 

ベトナムに来てからというもの

まったく潤いのない生活をしていたんですね。

日照りオーラ全開でアラサーしてたんです。

(前回の「セフレ」ケーススタディと時間が前後します。あしからず。)

 

まあ、わたしの気持ちとしてはね、

潤いは欲しかったんですけど、

いやいや、モテないのにビッチだなんて

イタイしツライやん!!!

て感じだったんです。

一回関係持つと好きになっちゃうし。

好きなのにセフレなんて

もっとツライやん!!!

そう思っていたんです。

こう見えて身持ちは固くて、

遊びで寝るとか無理!

遊びじゃなくなるのが目に見えてる!

そう思っていたんです。が。

 

が。

 

 

 

ちょうどね、その時

一人の男性とエロチャットフレンズしてたんですけど(え)

彼に、言われたんです。

 

 

「エロチャットもサイコーだけど

リアルの方が良いに決まってる。そうでしょう?

だからリアルの方でもちゃんとセックスしなよー。」

と。

 

 

それで、なんか火が付いた。

そうか、リアルでセックス、久しくしてないけど

なんかしたくなってきた!!!

ってな感じで。

ね、たぶんわたし

性欲強いんだと思います。

 

 

 

 

で、そんなときはやっぱ頼りになっちゃうのは

Tinderセンパイですよね。

悪そうな奴はだいたいトモダチ。

 

 

てことで、

セフレ探しが始まったんですね。

でも、わたし

一回セックスすると、気持ちが入っちゃって

相手のこと好きになっちゃうんですね。

 

 

で、どうしたもんかと考えて

一回やっても、二度と会わなきゃいけるかなと考えて、

そうか、二度と会えなきゃいいんじゃん

ってことになったんです。

以前のTinder記事でも書きましたが、

ここは世界各国から

ひげもじゃのバックパッカーが集うベトナム

旅人がうじゃうじゃいるんですね。

これや、と。

旅人と後腐れのない一発をキメよう、と。

普段は足りない頭が

この時ばかりは働いた。

性欲の成せる技ですね。(堂々と)

 

 

 

そんでね、しかもね、

ちょーどそんな時に

マッチしたアジア系の旅人(顔がどストライク)からメッセージがきて。

 

 

「単刀直入に言うけど、僕は今はマジな関係は求めてないんだ。」

と。

 

 

ほうほう。

とりあえず続けて。

 

 

「数日後には他の国に行くし、楽しい時間が過ごせればいいと思ってる。」

 

 

ふむふむ。

 

 

「君はどう?同じ?」

 

 

ここでね、わたし

小さくガッツポーズ。(え)

オッケー。役者はそろった。

いざ、出陣!!!戦じゃ戦じゃーーーーー!!!!!

ってもうさっそくほら貝吹いたね。

いや、下ネタじゃないんですけど。

 

 

 

そんなこんなで会う約束したんですね。

マッチした翌々日とかに。

 

 

 

で、当日はね、まず一緒に晩ごはん食べたんです。

でね、彼のいろんな話をきいた。

彼、顔立ちはアジア系なんですけど、

生まれも育ちもヨーロッパの国だったんですね。

そこでの子供のときの話とか、

仕事の話、仕事でいろんな国に行っていてそこでの話、

前の彼女と遠距離してたんだけど浮気されて

それから本気の関係をもたないようにしてるとか。

 

 

 

 

 

うーんと。

一回ほら貝床においた。座りなおした。

なんか、そういう話きいちゃうと、

心が近づいちゃうんだけど。。。

 

 

 

 

 

で、まあそのあとはね、

行くよね、ホテルに。

 

で、お泊りして。

朝、バイバイ。

 

 

 

これで終わりー。

作戦勝ち。

けっこういける。

引きずってない。

やった。

とか思いながら、

久しぶりにリアルでセックスして、大変良かった、

という旨をエロチャットフレンズにメッセージしていたら、

 バイバイしたばっかりの彼から、メッセージがきたんですね。

 

 

「会えてよかった。これからも連絡とりあいたいな。」

と。

 

 

 

うーん。

ダメだよね、

たぶんダメだと思う。

切らなきゃダメだよこれは。

でも、もう二度と会わないし

彼これから遠い地でお仕事始めるんだし

会わないってか会えないし

いっかなー。

 

 

 

聡明な読者の皆様はもうお気づきかと思いますが

わたしね、意志が弱いし自分に甘いの。

 

 

 

で、メッセージするようになったんですね。

彼は毎日仕事終わりにメッセージをくれて。

いろんな話をして。

時々スカイプで電話もして。

新しい仕事の話、

家族の話、

今日あったこと。

 

 

 

 

いつのまにかそれはもう自然に

彼とのスカイプ日課になっていたし、

わたしは彼との時間を楽しみにするようになってた。

 

 

彼はわたしをhoneyとかbabyと呼び、

ときどき「miss you honey」と言う。

ときどき誤解をしてケンカをする。

でもちゃんと話し合って仲直りする。

ときどき

「まだTinder使ってるの?」

「誰かと会ってる?」

と聞いてくる。

 

 

 

最近はあんまり使ってないよ。

「そっか。よかった。」

 

 

 

でも一方で、 ときどき

「今日日本人の女の子とごはんしたんだ」

「こっちでもカジュアルな関係をもてる女の子見つけたいな」

とか、平気で言う。

 

 

 

その関係がね、嫌だなって思うようになってることに

ある日気が付いたんです。

彼が他の女の子とご飯してるの想像すると

嫌な気持ちになる。

これ、アカンやつや。

気持ち入ってきちゃってる。

と、気が付きまして。

だから、やめることにした。

 

 

 

あなたのこと好きになってきたから

この関係をやめたい、と。

 

 

 

そうしたら彼は

 

 

 

 

「最初にも言ったように、僕は今真剣な相手は探してないんだ。

君のこと好きだし、話すのは楽しいけど、君がそう言うなら、うん、

これ以上はやめた方がいいかも。」

と。

 

 

 

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 華麗な絵文字スルーで、わたしたちの関係はおしまい。

一番最初の記事でも書きましたが

クソ泣きました。

 そして、このブログを始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

セックスが目的で始まったわたしたちだけど、 

彼はセックスができないとわかっていても

わたしとの関係を終わらせようとしなかった。

 彼にとってわたしとの関係は

セックスができるかどうかはあまり問題じゃなかった。

 この点で、単なる「セフレ」とは違うなと思う。

「セフレ」だったら、セックスができないわたしとつながっている意味はないから。

「性欲」だけの関係ではない。

 

 

 

 

 

でも、もちろん「本命」とも違った。

真剣な相手じゃない、って直接言われたしね。

たぶん、彼はわたしを好きっちゃ好きだったんだけど、

やっぱり「本命」みたいに好きではなかった。

遠く離れて会うの難しい状況でも連絡とったり、ハニーだかチェリーだかエリザベスだかゴンザレスだかと呼んだり、わたしに気があるようなあの行動は、

少しの好意と、

特別でいたいとか、好きでいてほしいとか、忘れられたくないとか、そういう

「名前をつけて保存して欲」、「モテたい欲」

からきたものじゃないかと。

 

 

 

「セフレ」みたいなドライさはないけど、「本命」として大事にしたいほど好きって気持ちが強くない。

でも特別でいたいし、特別扱いしてほしいから、ちょっかい出す。

相手がこたえてくれたらラッキー、そのまま心地の良い関係を続ける。

これが、「カジュアル」です。

 

 

 

 

女性から見ると、

わたしのこと好きなんじゃないの?なんではっきりしないの?遊びなの?って、

「好きなら当然付き合う」

「好きじゃなきゃこんな行動はしない」

って思いがあるから、

「あいまいな態度」に見えるかもしれませんが、

ただただ男性は彼らの気持ち、欲求に正直なだけなんですね、これが。

好きっちゃ好きだし、心地良いから付き合ってるっぽいことするけど、

そんなに好きではないから、付き合う気はない。

これだけ。このまま。

 

 

 

 

 

そうなってくると、

じゃあ彼は今わたしのこと、「本命」として好きなの!?それとも「カジュアル」な関係だと思ってるの!?

っていうのが、気になるところですよね。

 

 

 

この判断基準は、けっこうシンプルなところにあるかもしれないと思います。

男性はたぶん、

「好き」だったら、「好き」って言います。

彼女にしたかったら、彼女になってって言うと思います。

だって、本気で好きだったら、誰か他の男性にとられちゃうのも嫌だし、

自分の気持ちも知っててほしいと思うと思うんですよね。

 

 

 

先日知り合った男性が、好きな人が他の国にいて、まだ付き合えてないんだけど、

長い休みあるたびに彼女に会いに行ってるって言ってたんですね。

 

「彼女に、本気度見せたいんで」

 

って照れながら話してるの見て、

そういうことだよなーと思いました。

好きだったら会いに行く。

好きだったら行動する。

好きって伝える。

 

 

なので、

「付き合おう」って言ってこないってことは、それが答え

と思うようにしています、わたしは。

(もちろんお相手によると思います。

とってもシャイな方とか、言わない人もいますよね。)

 

 

  

 

もっときっちり彼との関係をはっきりさせたいって思う方は、ぜひ、

私たちって付き合ってる?って、

直接聞いてみましょう

もうこれに尽きます。

だいたいの男性は、正直に答えてくれると思います。

「本命」にしたければ、正直に答えなきゃあなたが離れていっちゃうし、

「カジュアル」でいたければ、あなたに付き合ってるって思われると面倒だし。

彼のこと好きだと、めっちゃ怖いんですけどね、これきくの。

 

 

 

 

 そしてね、その回答として、

「カジュアル」に

 

好きだよ~、でも付き合わなくてもいんじゃないかな~?

好きだけどさ、俺らの関係は今のままでよくない?

 

みたいな場合について、わたしは

 

それは、「好き」ではないだろ

って思うようにしてます。

男性としてはね、その言葉にウソはないかもしれない。

悪気もなければ、だます気も、もてあそぶ気もなくて、

100正直な気持ち言ってるかもしれない、けど、

彼らのその「好き」は

こちらが求める「本命」的な「好き」とは

圧倒的に違うから

 

 

 

何が違うって、彼らにはいつも

他の女性が現れる可能性がある。

探してるかもしれないし、意識して探してないかもしれないけど、

他の「本命」の女性を見つけて離れていく可能性が、常にある。

その、他の女性を探す、受け入れるハードルが、

フリーの人と同じ高さ。

男性としては「カジュアル」な関係の相手に対して

「この子がいるから、他の女性に目を向けるのはちょっと・・・」

ってはならない。

ふつうに、他に良い人いたら、移っていきます。

 

 

 

時と場合と人によって

男性の「カジュアル」が「本命」に変わることもあるかもしれません。

でも、見てる感じだと、それはあまり多くないケースかと。

(個人的な所感です。)

 

 

一方で、前にも書いた気がしますが、

女性だと、「カジュアル」の状態の気持ちをキープするの、

難しいんじゃないかと思います。

付き合ってるっぽい関係になると、「付き合う」っていう確かな関係を求めたくなる女性がほとんどだと思うから。(もちろん人によります。)

もっと深めてほしい女性。

現状維持をしたい男性。

気持ちにズレがね、出てくるんですね。

 

 

「カジュアル」のときって、

男性としてはけっこう気持ちに素直に行動している場合が多いので、

現状を変えようとはしないことがほとんどです。

モヤモヤする!私たちの関係って何!?

って、「関係」がほしくなってきた場合は、

女性から行動しないとずーっと答えはでないかも。

 

 

 

彼はわたしのこと好きなの?好きじゃないの?

ってわたしたちが花びらむしってるなんてこと、

男性は全然想像もしてなくて、

ただゆるいぬるい関係を楽しんでいたら

ある日急に

「愛しているの!?愛していないの!?」

とか絶叫されたりして、

そりゃあもう康一くん並みに

「えっ!」

なんでしょうなあ。

毎度思うけど、男女の違いが、すごい。

 

 

 

 

 

なんだか年始から一切爽やかさのない記事ばっかり書いててすいません。

次回は、「本命」のターン。

果たして、ケーススタディできるのでしょうか。

 

「セフレ」が終わってなかったので追記。

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みなさま明けましておめでとうございます2018。

昨年は男性にふられてブログを始めるというビッグイヤーでございました。

改めて書くととんでもないですね。

赤裸々に書きすぎていて時々心配になります。

まあいっか。

今年もぼちぼち更新して参りたいと思います。

何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

えー、以前わたくし、「セフレ」体験とともに、

「セフレ」と判断するための3つのポイントを書いたんですね。

 

 

mogienogi.hatenablog.com

 

 

これがけっこう、多くの方に読んで頂いてまして。

あぁ、「セフレ」的な関係に悩める子羊がたくさんいるのだなと思っていたわけですが。

 

 

 

 

 

 

その「セフレ」体験の男性から。

実は先月連絡がありましたので、追記させて頂きます。

 

 

 

「セフレ」ケーススタディの記事にも書いたように、やることやったのち

その男性からは連絡は一切なくなっていたんですね。

でも先日、夜11時ごろだったでしょうか。

ひっさしぶりに見るLINEのアイコンが光りまして。

彼から

 

 

 

「今ベトナムにいるよ。」

 

 

 

とのメッセージが。

 

 

 

 

「今さら何よ!急に連絡してきて!」

という感じでもなく、ほんとに脚色抜きで

 

 

へー

 

 

という感じ。無。

 

 

 

お仕事?

 

 

 

「そーだよ。昨日の夜急に決まった。」

 

 

 

大変だね。いつまでいるの?

 

 

 

 

「明日までだよ。こないだ一緒に行ったところ通ったよ。」

 

 

 

そうなんだ。懐かしいね。

 

 

 

こんな感じのやりとりをしていましたら、

彼から電話がかかってきまして。

 

 

 

 

出るか出ないかちょっと迷った末、

彼の目的が予想できたので、答え合わせのために

出てみました。

 

 

 

 

久しぶりに聞く声。

でも前のような楽しい気持ちはなく。

心底ガッカリ旅行だったんです。あの旅は。

 

 

 

 

 

出張でベトナムにきて、ホテルに宿泊しているらしく、

暇だったのか電話してきた模様。 

前の話、今の話、いろいろしていたら、

 

 

 

「一緒に飲みに行きたかったなー」

 

 

 

と。

ここでわたしの気持ちとしては、

どの口が

ですね。

いや、ほんとにガッカリりょこ(中略)

でもまあ予想通りの展開なのでよし。

 

 

 

 

「会えなくて残念」

 

 

 

 

とか言っていて、わたしはもうニヤニヤ。

そーだね、えふんえふん、わたしも、えふ、ザンネン

 

 

 

 

そしてついに、

 

 

 

 

「今から来ない?部屋で一緒に飲もうよ」

と。

 

 

 

 

出ましたー!!!

やり目的ー!!!

はい、わたし大正解ー!!!

 

 

 

 

けっこう夜も遅い時間で、平日だったんです。

次の日は仕事ね。

その状況で、わたしが行くとでも思ったのかしら。

さすが「セフレ」だわ。

まじで自分の「性欲」のことしか考えてない。

下半身でもの考えてる。

おもしろいぐらい「セフレ」。

絵に描いたような「セフレ」。

社会科の教科書に「セフレ」として紹介しても恥ずかしくない。

 

 

 

 

行かないよー。

おやすみー。

 

 

 

 

と言って、予想通り過ぎる展開にニヤニヤしながら電話切りました。

もちろんその後は、また彼からの連絡はぱったりとなくなりました。

 

 

 

 

よしよし寝よう、ということで

次の日がお休みだったら行ってもよかったかなー(え)

とか考えながら

「セフレ」のもうひとつの特徴に気が付きました。

以前書いた三つの特徴が、以下です。

 

 

1.

やることやったら態度が変わる、テンションが下がる、こちらへの関心がなくなる(というかもともとない)

 

 

2.

やる以外の行動をともにすることを非常にめんどくさがる

 

 

3.

やることやったら連絡してこなくなる。でも「性欲」が高まったときは連絡してくる

 

 

 

 

そして今回こちらに名を連ねますのが、こちら。

 

 

 

4.

やりたいがために、無理を言ってくる

 

 

 

 

あいまいな関係の男性からの深夜の

「今から来ない?」

「すぐ会いたい」

「部屋行っていい?」

って、なんかドキドキしますよね。うん。

彼がわたしを求めてる!

関係なんてなんだっていい、部屋を飛び出して、今すぐ彼の腕の中に飛び込みたい!

って気持ちになりますよね。わかります。

 

 

そう、彼もあなたと同じぐらいドキドキしてると思いますよ。

下半身が。

 

 

 

 

いやいやよく考えて。

お付き合いしてる二人とかなら話は別ですけど、

まだそういうきちんとした間柄ではなくて、

もし相手が本当にあなたのこと好きだったとして、

 

 

夜の遅い時間に外出て家まで来いって言う?

 

 

言わない。だって危ないもん。

それに迷惑になっちゃうかなって思うもん。

あなたを大事に思ってたら、言わないんじゃないかなー。

 

 

 

あとさ、帰ろうとしてる時に

「いいじゃん、泊まっていきなよ」とか

「もうちょっと飲もうよ」とか言われると、

え、それって、もっとわたしと一緒にいたいってこと???

って乙女爆発する気持ちもわかりますけど、

もし彼があなたのこと大事に思ってたら

明日も仕事だろうからあんまり遅くまで連れまわしちゃ悪いな

って思うんじゃないかなー。

 

 

 

 

何が言いたいかって言うと、「セフレ」ってやっぱり

自分が一番大事なんですよね。

いや、自分の下半身が一番大事なんですよね。

だから、普通だったら

 

は?

 

ってなるようなことを平気で言ってくる。

通常だったら、

夜中だぞ。何考えてんの。明日仕事だわ。寝るだろ。

なんだけどね、

でもね、こちらに気持ちがちょっとあると、

ドキドキ、なんか、会いたいって言ってくれてる、嬉しい!

ってなってしまうんですねー。

無理じゃなくなっちゃうんだなー。不思議。

 

 

 

 

わたしも以前、好意のあった男性に

「今から会おうよ」

って深夜に言われて

いそいそと出かけていったら

彼の部屋まであとちょっと、というところで

「ごめん、やっぱ今日会えなくなった」

と言われたことがあります。

彼に会えるのが嬉しくてわくわくしてたから気づかなかったけど

ふと周りをみたら、夜は深く、暗い夜道が広がっていて、

彼からは

「残念、会いたかったわー」

というメッセージが。

でも、違和感が残った。

違う。ほしかったのは、

「夜道ひとりで大丈夫?」

とか

「気を付けて」

っていう、心配の言葉、思いやりの言葉。

まざまざと、認識の違いを見せつけられて

とても悲しい気持ちで不安の中帰ったことがあります。

 

 

 

ということで、

彼のために夜道を一目散に走るのは、

あなたも、下半身がドキドキしてる時にしましょう。

わりきれてる時だけ。

 

 

好きな気持ちがあるのにそれしちゃうと、

彼はあなたのこと、

呼べば来る女

と思ってしまうかもしれませんぞ。

好きな気持ちがあると、それ、ちょっと悲しいですよね。

もっとあなたのこと、大事にしてくれる人がいますよ。

 

 

 

 

 

さあ、そんなこんなで、新年です。

みなさまにとって良き一年となりますように!

 

 

ベトナムでモーニングアフターピルを手に入れた話

なんというか。お久しぶりです。

違うんです。やる気はほんと、あるんです、うん、やる気はあります。

 

 

 

 

ただ、なんかいろんなこと起こった。

 

 

 

 

 

仕事をやめた(え)。

引っ越しをした(大家のちきしょうがお金も化粧品もお菓子すらも盗むので)。

謎の病により熱が三日間下がらなくて国際病院行った(紅茶をふるまわれた)。

乗ってたバイクが車とぶつかった(幸いけがなし)。

クレジットカード知らないうちに不正使用されてた(セゾンカードの対応が神でした)。

初めてモーニングアフターピルなるものを飲んだ(え)。

 

 

 

 

 

ということで、他は全部さらっとスルーして、今日は

ベトナムモーニングアフターピル事情

について書こうかなと思います。

だってね、ネットで検索しても、ベトナムのどこで何が買えるのか、全然ヒットしなかったんだもん!

 

 

 

 

ということで、始めます!

モーニングアフターピルは、アフターピルなどとも呼ばれていて、緊急避妊薬ですね。

妊娠を避けたいときに服用するお薬です。

女性なら知っている人も多いのではないかと思います。

普通のピルは、毎日とか飲んで、避妊するんだけど、

モーニングアフターピルは、性交があってから飲んで避妊効果が得られるのが特徴ですね。

詳しくはこちら見てみてくださいな。

 

mamari.jp

 

 

 

 そうなんです。モーニングアフターピルは、

72時間以内に飲む

これが大原則なんですね。

 

 

 

 

で、今この記事読んでる方は、そんなこんなで

もしかしたら急いでいるかもしれないんですね。

なので、長々とは書くんですが、結論だけ先にもう書きます。

 

 

急いでないよーん

な方は最後まで読んでね。うん。

 

 

 

 

 

ベトナムモーニングアフターピル

 

ホーチミンハノイなどなら、モーニングアフターピル

わりと手軽に手に入れることができます。

 

英語の通じそうな薬局に行きましょう。

 

・薬局で買う場合は処方箋はいりません。

 

・「モーニングアフターピル」とか「アフターピル」で伝わります。

わからない場合は「Birth Control」、「Avoid Baby」 など

簡単な言葉で、妊娠を止めたいのだという旨を伝えましょう。

 

・50,000ドン前後と安価なのでご安心ください。

 

ベトナムでポピュラーなメーカーはPostinor, Ciel EC, Mifestad 10などのようです。

 

・買えたら、できるだけはやく、72時間以内に服用しましょう。

 

・副作用の軽減には、乗り物酔い止めが効果があるそうですよ。

 

 

 

 

 

 

使わないのが一番なんだけど、使う必要があるときが、あったりしますね。

 

 

 

 

 

そんなこんなで、わたしにも先日、

モーニングアフターピルが必要な時が訪れました。

 

 

 

 

 

詳しくは書きませんが。

もう単純に。

ゴムがはずれました。

あれ、ゴムない…

ってなったら

もう相手の男性がね、

眼鏡探してる目が3ののびたかなって感じで

メガネメガネ状態。

ベッドのあちこち探したけどなかったようで結局

 

ちょいと失礼しますよ

 

って暖簾くぐってみたら、

なんてことはない、

スナックの中に置いてきてたよね。

 

 

 

 

その時は不思議と冷静で、頭の中で瞬時にいろいろと考えました。

今日何日だっけ、大丈夫な日だったかな、

日本で処方してもらったホルモン薬使えるかな、

とにかく帰ってグーグル先生に聞こう、

もしダメなら低量用ピル友達に分けてもらうか、

薬局でモーニングアフターピル買うかだなー、

でもどのみち今は夜で動くに動けないからとりあえず明日だな、

と。

 

 

 

日本にいたとき生理不順でピル飲んでたんですけど、

ベトナム来る時にピルじゃなくてホルモン薬に変えてもらって。

それ持ってたんですね。

低量用ピルは使い方によってはモーニングアフターピルみたいな効果が得られるってきいたことがあったんですけど、ホルモン薬でもいけるのか?

と思ってグーグル先生にきいたら、いけなそうって言われたんですね。

 

 

 

日にち的に、安全日と呼ばれる、排卵期からはずれてる時期ではありそうだったんですが(安全日についてはこちら読んでみてね)、ほら、最初に書いたように、仕事やめたばっかりだったんですね。

無職。リスク。こわい。

 

 

 

ので。

じゃあさ、

ベトナムモーニングアフターピルって手に入るの?

ってなるわけですね。

だってね、日本でモーニングアフターピルをゲットするには、

通販とかもあるらしいですけど、

だいたいは婦人科とかにかかって、処方箋もらわなきゃならないんです。

価格もお高い。

ものにもよるみたいだけど、

2回飲まなきゃならないタイプだとちょっと安くて、5000円前後。

1回でいいものだと、1万円ぐらいと。

こちらのリンクが詳しいよ。 

いやいや、1万円あったらベトナムのドローカルのお店で

50回ぐらいご飯食べれるよ。

ベトナムでもそんな高いのかい!?いくらなのよ!?

こわい!!!

 

 

 

 

 

ということでグーグル先生に聞いたんだけど

最初に書いたように、

明瞭な回答は得られませんでした。

ちょっとその質問にお答えするには、教授会で承認を得ないとうんぬんかんぬん

 

 

 

そんな時間はないのだ!!!

 

 

 

ということで。

直談判。

 

 

 

 

大金握りしめて、ことの起きた翌日薬局へ行きましたよ!

念のためそれこそ日本円にして2万円ぐらいの札束抱えてね!

ベトナムドンだと札束なんです!)

ベトナム語で気持ちを伝えられる気がしなかったので!

英語の通じそうな、外国人多めのエリアの薬局に入って!

ベトナムの中心で叫んでやった!

 

 

 

 

 

わたし「モーニングアフターピル!!!

 

 

 

 

 

 

 

店員さん「オッケー」

 

 

 

 

 

 

 

わたし「  え 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっさりと出されたのがこちら。

 

 

 

 

 

 

 

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わたし「お、おう・・・・・・ハウマッチ!!!

 

 

 

 

 

 

 

店員さん「35,000ドン」

 

 

 

 

 

 

わたし「  え 

 

 

 

 

 

 

 

いやいや、35,000ドンて。

日本円にして180円ぐらいだよ。

 

 

 

 

 

 

まじか

 

 

 

 

 

 

 

想像してたよりずっと簡単に手に入りました。

 

 

 

 

 

 

さあ、コラッタかポッポみたいな気軽さでゲットしたモーニングアフターピル

ここでよく見てみましょう。

 

 

 

 

 

 

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ポスティナー

でしょうか。読み方わからん。

しかも説明書が全編ベトナム語とか。

ぎりぎりハンガリー産っぽいことはわかるけど。(2枚目の写真下部)

 

 

 

そして1錠しか入ってない。

1回しか飲まなくていいタイプのやつらしい。

 

 

初めて

って何でも怖いものですよね。

つーか。

異国で初めてのモーニングアフターピルとか怖すぎて

不安丸出しの顔してたら、薬局の店員さんが

 

ベトナムで一番ポピュラーなブランドですよ。心配だったらグーグルで検索してみて。」

 

と優しく声をかけてくれました。

 

 

 

今ひとたびのグーグル先生。

日本語で「ポスティナー」ではヒットしなかったけど、

ローマ字で「postinor」で検索したら、オフィシャルサイトがありました。

 

postinorpill.com

 

 

英語サイトをみつけて、ちょっと信頼し始める不思議。 

いやいや、でもやっぱ心配だよー!!!

日本のサイトでもいろんな種類紹介されてたけど、これは載ってなかったし!

こんなやつ初めて見たよ!!!

こんなの初めて!!!

 

 

 

 

 

不安に駆られて検索しまくってたら、こんなサイトにたどりつきました。

どの国でどんなメーカーのピルがよく飲まれているか、検索できるサイト!

すごいな!

 

Emergency Contraception: Database of pill brands worldwide

 

海外でモーニングアフターピルを手にして

「これ大丈夫かな。」

って思ってるわたしのようなあなたにぴったり。

 

 

ここでベトナムで調べてみると、こんな感じの結果がでました。

 

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確かに出ました。Postinor。

でも、わたしがゲットしたのはPostinor1って書いてあるけど、

ヒットした結果はPostinor2って書いてある。

1錠飲むタイプと、2錠飲むタイプの違いでしょうか。

ディグダかディグドリオかの違いでしょうか。

 

 

 

 

他にもベトナムでポピュラーとして、このサイトでヒットしたのは

 

Ciel EC

Mifestad 10

など。

 

こちらの別サイトでは、

どちらもベトナムブランド、と紹介されてますがどうなんでしょ。

Gynopedia :ちなみにこちらがまたすごいサイトで、各国、各地域、各都市のピル、モーニングアフターピル、性病等に関する情報が検索できる!外国でモーニングアフターピル必要になった時などに、情報を知るのに役に立ちそう。)

 

 

 

 

ちなみにPostinorが、他のどの国で飲まれてるか、ざざっとみたところ、

オーストラリアとかニュージーランドなどのオセアニア

で出てきました。ほほう。

 

 

 

このあたりでね、わたしは安心してきた、というかどちらかというと

もうわけわからんしちょっとめんどうになってきたので

 

 

 

 

 

ええい、ままよ!

と景気をつけて飲んでやりましたよ。

 

 

 

 

 

 

トラベルミンと一緒に。

 

 

 

 

 

 

いや、何ってね、

やっぱりね、モーニングアフターピルで怖いのは

副作用。

ネットとかで調べると、

もう吐き気がハンパねえ!

みたいなトータルテンボス状態の人いっぱいいるんですよね。

でもそんなテンボスパイセンたちが、

ありがたいアドバイス、残してくれてるんですね。

 

 

その吐き気をやわらげられるのは胃薬じゃない

酔い止めだぜ

 

 

ってね。

日本でも、病院でモーニングアフターピル処方してもらう時は

一緒に乗り物酔い止めの薬が出されることがあるみたいです。

もうほんと、パイセンさまりがとう、

しのびねえながハンパねえなのテンボスマックス状態ですこちらとしても。

 

 

 

ということで、トラベルミンとピル一緒に飲んでさっさと寝ました。

そのおかげか、副作用はほとんどなく、吐き気も頭痛も感じずに翌日を過ごすことができました。

 

 

 

 

で、効果のほどはといいますと。

1週間後に無事生理がきました。

 

 

 

ピルじゃ性病はふせげないから

やや心配は残りますが

それでもとにかく

 

 

 

神様とトータルテンボスパイセンたちとグーグル先生と

みんなみんな、ありがとう。

 

 

いろんなひと、もの、ことに助けられて

KAT-TUNじゃないけど

ギリギリのところで生きております。

 

 

 

 

 

 ということで。

ベトナムモーニングアフターピル手に入るよ!

というお話でした。

 

 

 

この情報がどなたかのお役に立つといいなという気持ちと

そんな場面がないといいなという気持ちとありますが。

ご参考までに。

 

 

 

男の子同士のキスシーンがあまりにすばらしかったのでブログ書く

 

まず、おことわりしておきたいこととしては

タイトル通り今日は男の子が絡む話書きます。

そんなにヘビーではありませんが、

あまり得意じゃない方はお気をつけください。

そしてもうひとつ。

わたしはBLに全然詳しくありません

なので、他の作品と比較してみる、とか体系的に分析、とか

そういうことができないので、拙い内容になるかと思います。

それでも、とにかく単純に、

とても美しいと感じたので、

その気もちをそのままブログに書こうと思います。

足りないところも多々あるかと思いますが、どうぞご容赦ください。

 

 

 

 

 

 

さて、始めることといたしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

あのですね、YouTubeって、自動再生機能あるじゃないですか。

今再生している動画に関連のある動画をどんどこ次々再生してくれるあれ。

 

 

あれでね、なんか作業しながら音楽聞いてたんです。

最初はわたしが好きなアーティストの曲が流れてたんですけど、

だんだん知らない曲が続くようになって。

その中で

あ、この曲いいな

って曲が流れてきたんですね。

で、作業中断してYouTubeのタブを開いた。

そしてわたしは

 

 

!!!!!

 

 

ってなったんですね。

見て。

 

 

 

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え!!!

 

 

 

 

 

再生画面じゃなくて、見て、

さささ、サムネイル!!!

 

 

 

 

 

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えーーー!!!

 

 

 

 

 

誰かの裸の背中に

誰かの指ががっつり食い込んでる!!!

 

 

 

 

こんなん

見るしかないやろ。

 

 

 

 

ということで見てみたんですね。

そしたらもう、大変なことになってた。

 

 

 

 

 

この裸で抱き合ってるの、

男の子と男の子なんです。

 

 

 

 

それがこちらのふたり。

 

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プリティーボーイズですね。

黒髪と金髪。

幼馴染のこの男の子たちのお話を描いたMVなんですね。

 

 

 

で、このMV、しょっぱながこれなんです。

 

 

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うおおおおおおおお

ボーイズがチューしとるーーー!!!

 

しかもだんだん・・・

 

 

 

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熱を帯びてくるんですねー。

はぁはぁ。

 

 

 

 

いやわたし、ゲイの友達の話とかたまに聞くことあるんですけど、でもでも実際に(ビデオだけど)男の子同士が濃厚キッスしてるところとか見るのには慣れてなかったもんですから、最初はもうただただ、

 

わあ、男の子と男の子がチューしてる!!!

 

というビックリが強かったんですけど。

なんかね、だんだん

 

 

 

あれ、なんか・・・これ、

すごくよくない?

 

 

 

っていう気持ちになりまして。

 

 

 

何にひかれたかというと、

キスしてるときの男の子たちの表情。

そしてふたりの気持ちが高まっていくのがすごく伝わってくるところ。

幼さの残る二人の男の子。

最初は、どこか切なげな表情をしていて

ほんの少し、

戸惑いというか、ためらいというか

そういうものを感じるんだけど、

でもその一瞬のあとは

少し見つめあって、

まっすぐに距離をなくす。

その過程で、

ふたりにやんわりとあった迷いとか困惑がなくなって

ふたりの距離がゼロになって

唇が触れるときにはもう

とても自由な表情をしていて、

やっとこの形になれた、という感じで

あまりに自然に求め合っている。

 

そして、どんどんお互いの欲しい気持ちがあらわになっていく。

 

 

その様子がもうなんか、美しくて。

 

 

 

はぁ。

ということで、そんな絶品の、キスシーンはこちらでご覧ください。

 

 

youtu.be

 

 

 

 

 

なんか、このMV見てて、

好きで好きで、触れたい、キスしたい、二人を隔てる服がもどかしくて脱がせたい、もっと近づきたい、もっとその先もしたい、もっと、っていうのがすごく伝わってきて。

ひーって、めちゃめちゃときめいてドキドキもしたんですけど、

なんか思い出したというか、改めて気づいたというか。

キスしたりセックスしたりって、好きが先だったなぁ、と。

好きだから、触りたい。好きだから、キスしたい。そうだよね。

キスとか体が先の関係が、当たり前になってたから。

彼らのまっすぐな感情の高まりが、その愛しさを、ぶつけあう姿が、

とても切なく胸を締め付けてきたのです。

 

 

 

またねー、二人とも体が細いものだから、そのまとった幼さからすごくピュアさが際立つんですな。

どうやって男性同士でするのかとかわからないんじゃないかな、と思わせる幼さが、大きなTシャツからのびる細い腕が、それでもとにかく肌を重ね合おうとするものだから、すごくまっすぐな欲情を、熱を感じさせる。

大変エロい。

そんなキャスティングも見事。

 

 

 

 

 

 

 

見てもらうとわかるんですけど、実はこれ、

続きものなんです。

三部作の中の二作目です。

二作目最初に出してすいません。

 

一作目と三作目はこちらです。

このあとネタバレなこと書くので、全部みてね。

 

 

youtu.be

 

 

 

youtu.be

 

 

 

 

小さいころからの友達。それがいつしか、同じ速度で同じ方向に、特別な存在になっていった。

本当に特別だった。だから岸壁に立った。

最後に岸壁で目をつぶるのが、裏切られた形の黒髪じゃなくて、裏切り続ける形になった金髪なんですね。悲しい。

 

 

墓地で二人が抱き合うシーンがまた、めちゃめちゃすばらしい。

たしかに彼らの間には、お父さんや周囲から否定されたような恋愛感情があった。でもそれ以前にふたりは、寂しさを喜びを、幼い時から分かち合ってきた大切な親友だった。隣に座って一緒に海に沈む夕日を眺めたあの時も、ベッドでキスをして抱き合ったあの時も。木に登って叫んだり、森の中や浜辺を走り回っていたあの時からずっと同じ、ふたりはただ、とにかく大切な存在だった。

だから、悲しみに飲み込まれそうなとき、そばにいてほしいのは、たった一人だった。

 

 

全部通してみると、あのキスは特別だったんだというのがより浮き彫りになるんですね。そのあとは一緒にいられなくなるから。

でもでも、そういう前後の情報抜きにしても、やっぱりこのキスシーンは秀逸だと思うんです。

 

 

 

 

 

 

これまでBLのビの字も知らなかったわたしですが、ちょっと感じました。

男の子同士で描いてあると、やっぱりどこか秘密めいた感じがする。

”良くないことをしてるかもしれない、でも気持ちをとめられない”

っていう背景をどこかで想像することで、想いがより一層強く、純粋に感じられるのかもしれない。

だから、男女で描いてあるより、好きが本物な感じがする。

 

 

それが、とにかくただ誰かを好きになってしまうあの気持ちを、思い出させるのかもしれません。

 

 

月並みだけど、大人になって、人をありのまま好きになることが減った。

している仕事とか、収入とか、家族構成とか、趣味が合うかとか、休みの日の過ごし方とか、将来のことを前提にした色眼鏡をかけて人を見ることが多くなった。

年齢的にもしょうがないのかもしれないけど。

前は違った。

理由とかわからないけど、気が付いたらその人のことを目で追ってる時間が長くなってて、「おはよう」って言ってもらえただけで一日に意味が生まれる。

好きっていう気持ちに手を引っぱられて、戸惑いながらでもワクワクした気持ちで走るような、あの気持ち。

今はもう、好きに、待ってって言えるようになってしまった。

だから、男の子同士が、ただ夢中に、理性で抑えられないぐらいに相手を好きになって、求めてしまう、そんなBLが人気なのかもしれないなと思いました。

純粋にひたすらだれかを好きな気持ち。

BLからはそれが感じられるのかもしれません。

少なくともこのキスシーンからわたしはそれを感じました。

 

 

 

 

 

 

ということで、BLになじみのなかったわたしですが、

テープ擦り切れるぐらい見たキスシーンの紹介でした。

ほんとテープに時代じゃなくてよかった。うん。

 

 

最後にもうひとつ、ボーイズのキスシーン集めた動画おいていきます。

これもまた、なんかね、いい。

いいよね、若い男の子は。

かわいい。若い。

 

映像元は「SKAM」というノルウェーのドラマらしいです。

ほへー。

 

 

 

youtu.be

 

 

ちなーみに。

今回紹介した動画の曲は、全部歌ってるの同じ人です。

キスシーンの黒髪こと、Troye Sivan(トロイ・シヴァン)。

今彼にどっぷりはまってるので、また改めて書きます!(たぶん)

 

 

あー、美しい若い男の子ありがとう。

 

男性の「好き」には種類がある考察。~第五章:ケーススタディ①これが「セフレ」だ~

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さあ、では実際に、

わたしが出会った殿方の様子を通して

男性の

「本命」

「カジュアル」

「セフレ」

これを見ていきたいと思います。

 

 

今回は「セフレ」の回。

知ってる知ってる。

やるだけの関係でしょ。

そうなんです。

でもね、なんか

思ってたより「セフレ」のポジションがすごかったので

それを書きたいと思います。

えーちなみに。

今回はけっこうアレな内容になるかと思いますので、

ひかないでね。

 

 

 

 

ケース①:東南アジア某国駐在日本人男性

 

この男性とはTinderで出会いました。

これまでもTinderについてはね、いろいろ書いてきましたが。

ここケーススタディのターンになって、

このナンパアプリに戻ってくるわけですね。

 

出会った時点で彼はベトナムの近隣の国に駐在員として赴任していたわけですが、近々また別の国に異動になることが決まっており、その前にということで東南アジアを旅行して回っていたみたいなんですね。

で、ベトナムに行こうかなーと思っていたところで、わたしとマッチ。

メッセージのやりとりをして、で、まあ

会いましょうか

ってなりますよね。

 

 

 

 

この時点で、実はわたし、

やれたらいいなって思ってました。

てへ。

違うんです。

性欲がムラムラブギウギって感じでもなくて(たぶん)

実はわたし日本人とセックス、

もといエッチしたことがなくて。

てへ。

興味はあったし、日本人なのに日本人との経験がないのが

軽くコンプレックスだったりもしてたんですね。

 

 

そんなときに。

ゲイの友達(グローバル人材)と

世界各国の男性との床事情について

アツくしゃべり場してたら

 

「日本人は、サイズは小さいけど、まじでカタい」

 

なるオピニオンが飛び出したんですね。

アフリカ系、欧米系は、大きいけどカタくなりにくいと。

 

 

 

まじか。

 

 

 

知らなかった。

わたしそれまで、欧米系またはアジア系の欧米人としか

関係をもったことがなかったので

軽く衝撃を受けまして。

 

違う世界があるんかと。

 

でね、カチカチ山への興味関心は

むくむくと大きくなったわけですね。

くずですいません。

 

 

 

 

 

そこに、今回の男性がやってきたと。

しかも出会いは、

本気指向のペアーズでもなければタップル誕生でもない、

ワンナイト目的の猛者たちがひしめく

かの有名なナンパアプリ

Tinder

 

 

これは、彼もその気かもしれない!

いや、その気だろ!

 

 

こんな感じで、

日本人とエッチするのってどんな感じなんやろ

毛の処理とかどこまでしたらええんや

シャワー浴びるのとかどのタイミングなんや

キス、もといチューするとき首の後ろに腕まわしてもええんか

服こっちから脱がそうとしたらビッチって思われるんか

な、な、な、

なんにもわからへーーーーーーん

 

って感じでもうチームBの初日

みたいな気持ちで当日を迎えるんですね。

 

 

 

 

て言ってもね、

ベトナムに旅行に来た男性を案内する

これがメインイベントですからね。

大義名分としては。

 

彼が来越してからは、

まあとにかくね、

街中の観光名所めぐりとかマッサージとかご飯とか

ひととおりしまして。

楽しかったです。

話してておもしろかったし、一緒にいて楽しかった。

だから、

「ホテルのバーで飲まない?」

って言われて、

「えー、じゃあ一杯だけー」

とか言いながら

まあこちらとしては予定調和的に

彼の泊まっていたホテルに、行ったよね。

で、無事ことを終えました。

 

 

 

基本的に、このブログはエロブログじゃないので

感想とか述べる気はないんですけど、

ひとつだけ。

日本人、カタかったです。

 

 

 

さて、良い感じになったからワンナイト。

旅行者と一晩だけの楽しい関係。

これで終わり。

それでよかったのです。

わたしベトナムにいるし、

真剣な関係は今はいいかなと思ってるんですね。

セックスだけの関係としても

あんまり何回もナイトすると好きになっちゃうし。

Tinderで出会ってるし向こうもその気のはず。

それでオッケー。

 

 

と思っていたら、連絡がきたんですね。

 

「来月の第二週の週末、何してる?」

 

いや、けっこう先だからまだわかんない。

 

「遊びに行ってもいい?」

 

は?

酔ってます?

 

「酔ってないよ。」

 

は?

またベトナム来るってこと?

酔ってます?

 

「酔ってないって!会えたらいいなと思って・・・。」

 

 

 

 

はーーーーーーーー?

 

 

 

 

この展開は、

予想外だ。

まあ正直にね、このときはちょっとね

嬉しかった。

でもね、さっきも申しあげましたが

わたし真剣なお付き合いは今求めていないし、

彼は異動して遠くへいくのを知ってるし、

二人の未来、なんて考えませんでした。

もんのすごい力でブレーキ踏んだ感はあるけど。

ただ、わたしの返事は

 

 

じゃあ、わたしがそっちに遊びに行くよ!

 

 

だったんですねー。

なんでかって?

彼がいた国にわたしはまだ行ったことがなかったから

純粋に行ってみたかったの。

あと、えー、純粋に

彼ともう一回寝たかった。(え)

いや、カチカチ山がね、ほんと見たことのない景色だったんです。

 

 

 

ということで、

わたしは彼の住む国へ遊びに行くことを決めたんですね。

彼は、

「来てくれるの嬉しい」

「見どころ案内するよ!」

と張り切ってくれていました。

 

 

 

あ、ちなみに、

わたしと彼がTinderで出会ってから

彼がベトナムに来るまでの数週間、

毎日LINEしてたんですけど、

今回もわたしが彼のところへ行くまでの数週間、

毎日LINEでチャットしたり電話したりしてたんですね。

ときどき

「会えるの楽しみだね」

「はやく会いたい」

なんて言い合ったりして。

将来なんて考えないし

シリアスな関係を築く気もなかったけど

また一緒に遊べるのはとても楽しみだったんです。

 

 

 

 

 

そして、ついにその時が。

わたしはいそいそと

彼のいる国へ飛行機ぶっとばして行ったわけです。

 

 

 

 

それが地獄の始まりとも知らずに。

 

 

 

 

到着したのは夜だったので

その晩はすることして寝たんですね。

そこまでは良かった。

 

 

異変が起きたのは翌日。

彼の態度が豹変。

朝からなーんか、大人しいなとは思ってた。

大人しい、てか、

全然しゃべらない。

一緒に歩いてても

わたしのこと振り返りもせずスタスタ。

一緒に観してても、

終始テンションが低い。

ずっとつまらなそう。

 

 

わたしはね、初めての土地、知らない文化、見慣れない街に

テンションあがって、

あれ何?なんでこうなってるの?次あれみよう!ここで写真撮る!

ってもう旅先ハイなわけですよ。

 

 

そのとなりで

ずっとあくびしてる。

脳に酸素を供給する血管のポンプがストライキ中?

ってぐらいあくびが止まんない。

自分の力で酸素運ばなきゃ感がすごい。

 

 

わたしの「この建物かわいいね!」とかの

独り言(として扱われる発言)は基本無視。

なにかきいても

「さあ」「うーん」「うん」

のメリーゴーラウンド。

ファミレスだってパセリこんなに何度も使いまわさないよ!

使いすぎてすりきれちゃって最後にはもう

聞こえなくなったよね。

 

 

 

 

 

 

・・・えっとね、

前回会ったときはすごく楽しかったし

毎日LINEしてた時もこんな感じじゃなかったの。

あまりの態度の違いに

最初は

なんか気に障ることしちゃったかな

とか

疲れてるのかな

とか考えて不安になったけど

昼に一度部屋に戻ったとき

元気よく

「エッチしよ」

って言ってくっついてきたとき

すべてを悟りました。

 

 

 

 

 

これが「セフレ」か、と。

 

 

 

 

 

わたしはね、

繰り返しになりますが

付き合いたいとかいう気持ちもなかったし

彼にその気がないのもオッケーだった。

とにかく楽しければいいよねっていう気持ちだったの。

だから、彼の目的がエッチでも別によかった。

でも、だ。

一緒に楽しく観光

これを期待してしまった。

これが間違いでした。

わたしは、彼にとっては「セフレ」だった。

わたしもそのつもりだったんですよ。

でも「セフレ」をはき違えてた。

「セフレ」はセックスがすべて。

セックスだけの関係。

一緒におでかけとかは、対象外。

彼にとっては、わたしはセックスを一緒に楽しむだけの相手。

セックスが終わればもうあとはすることない。

一緒に観光なんてだりー、というところでしょうか。

観光なんてしないで一日中お部屋でエッチ

これが正解だったわけだ。

 

 

 

でね、そう思ったら状況が理解できたので

午後はほとんど話さなかった。

目に新しい景色への感嘆の吐息も、わいてきた疑問も、

全部飲み込んだ。

無意味だからね。

それを出したところで

彼は疲れるだけだしわたしはそれ見てうんざりするだけだし

お互いのためによくない。

ウィンウィンならぬルーズルーズ。

熟年夫婦かなってぐらい何も話さなかった。

「お父さんと旅行してもつまんないんだもん」

な世のお母さんの気持ちを疑似体験。

 

結局最後の晩はセックスどころかキスもせず就寝。

セックスレスの熟年夫婦までも疑似体験。

 

 

そして翌朝。

「じゃ」

と男友達同士かっていう淡泊な挨拶を済まして帰路に。

 

 

 

 

 

わたしは帰りのタクシーの中で考えたんです。

 

 

やり目的なのは別に良い。

「セフレ」がわたしの認識とも違ったのもわかる。

それによるあの態度も理解。

単純にわたしとはセックスできればいいと思ってたんでしょう。

いいの、いいんだけどね。

なんかぐるぐるするーーーーー!!!

 

 

 

やっぱりモヤモヤがいくつか残っていたので

事情を話して男友達に緊急アンケートを実施。

 

 

 

体目的だったのはわかったんだけど、

なんで約1か月も毎日LINEしてきてたの!?

性欲だけでそんな面倒なことできる!?

 

 

 

 既婚男性と前述したゲイの男性に聞いたんだけど、

二人の回答は見事に一致。

 

「性欲があればそのぐらいのことはできる。」

 

 

 

でもね、でもね、やり目的のくせに

最後の夜はやらなかったんだよ!これは何で!?

 

 

 

この質問に対する二人の回答も、完全に一致。

 

「性欲尽きたんでしょ。」

 

 

 

その他コメントとして

「LINEしながらやれるかどうか見てたんじゃない」

「この後連絡なかったらもうないってことだと思う」

 など、いただきました。

 

 

ちなみに、帰国後、

彼からのLINEはぱったりとなくなりました。

 

 

 

 

 

以上が

「セフレ」ってほんとに「性欲」だけなんだなっていうのを

まざまざと感じさせられた出来事です。

 

 

 

「性欲」まじこわい。

 

 

 

「性欲」は海も国境も手間もお金も時間も越える。

なんでもできる。

 

 

愛じゃないやつがいろんなもの越えてきたよー。

こわいよー。

もう「好き」なのか「性欲」なのか見分けつかないよー。

 

 

 

 ということで

モテないわたしの備忘録として

今回感じた

「セフレ」の三つの特徴をここにまとめます。

 

 

 

1.

やることやったら態度が変わる、テンションが下がる、こちらへの関心がなくなる(というかもともとない)

 

 

2.

やる以外の行動をともにすることを非常にめんどくさがる

 

 

3.

やることやったら連絡してこなくなる。でも「性欲」が高まったときは連絡してくる

 

 

 

(思いがけずこのクソエピソードが続いたので、よろしければ読んでください。

 セフレの特徴の続編は→こちら

 

 

王道ですね。

やっぱり、「セフレ」かどうかって

セックスした後の感じが一番判断の要素として強いかなと。

男性がこちらを「セフレ」と思っていれば

その最大の目的は、セックスだからね、

それ中心の行動になってくる。

そして「性欲」が満たされれば

それ以上一緒にいる理由がない。

そんな態度をとる。

 

 

 

 

 

 

 

にしてもさー、

「セフレ」だったのは理解したけど

たった一日も観光付き合ってくれないなんて

けっこう甲斐性なしな人だなと思いました。

まあもう会わない気だったからのあの態度だと思うけど。

または、

よっぽどわたしを人としては評価してなかったか、

簡単に寝れるクソ女だと思ってたのか。

今度書きますが、男性の(特に日本人男性に感じる)傾向として、

「簡単にセックスする女性をどこかでちょびっと軽蔑する」

ところがあるんじゃないかと。

いやー、女性にも性欲あるんだけどねー。

もちろん人によるけど。

 

 

 

まあね、やることやれたからいいんですけど。(え)

旅行としては過去最悪。

こんなことなら

ひとりで行った方がよっぽど楽しかった、

と思ったよ。

 

 

 

ということで、長々と書きましたが

「セフレ」は「性欲」から

いろんな「好き」っぽいハニートラップを仕掛けてくること、

しかしセックスして目的を果たすと態度が変わること

こちらを感じ取っていただければ幸いに思います。

 

 

 

次回は「カジュアル」こちらを見ていきます。

 

男性の「好き」には種類がある考察。~第四章:男性の三つの「欲求」とその行動を知りたい~


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さてさて、では

「カジュアル」を作り上げている三つの欲求

 

 

性欲

モテたい欲

名前をつけて保存して欲

 

 

こちらを見ていきたいと思います。

概要、欲求によりみられる行動、女性陣への注意点つきです。

いやしんぼ、なんて思ってませんよ。

これは本能に近い「欲求」だと思うんですね。

お腹がすいたら何か食べたいと思うのと同じように

自然と感じてしまう「欲求」なんじゃないかと。

いやしんぼなのはセッコだよ。

むしろチョコラータかも。

MがSでSがMな問題ね。

なんの話だ。

 

 

 

 

 

 

 

性欲:

あわよくばやりたい

いやもう正直に、あらゆる手を尽くしてやりたい

 

人間にある三大欲求といえばね、

食欲、睡眠欲、性欲とね。

言われて久しいあいつですね。

こいつがねー。すごい力持ってる。

女性にももちろん多少の差はあれあるものですね。

でも男性ね。

男性がすごいね、

性欲とは切っても切れない感じ。

とんでもなく良い仲。

なんならコントロールされちゃってる節がある。

性欲の姉さん女房感がすごい。

すごい腕っぷしでもって言うこと聞かせにかかってる。

性欲に言われたら、地球の裏側まで味の素買いに行くかも。

 

[みられる行動]

「好き」じゃなくてもセックスができる

とにかくセックスがしたい

セックスをするために女性の気を引くさまざまな言動をみせる

毎日の楽しいLINE

電話

やさしい甘い言葉

好いているっぽい表現

これら全部セックスしたいから、という理由でできる。

性欲の成せることが多すぎて。

 

[注意点]

「好き」な気持ちがなくても

たいていの「好意があるっぽい行動」はできる。性欲で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モテたい欲:

たくさんの女性によく思われたい

ちやほやされたい

モテたい

 

女性がオンリーワンを探し求めて

東の合コン西の婚活パーティーと

行ったり来たり奔走している間に、

男性は

ちょっと見ない間にめっきりきれいになった近所の年下の女の子から

旅先で偶然出会ったバスガイドさんはもちろん

べっぴんとちまたで評判の友達のお母さんまで

全国各地でちやほやされるべく頑張っている。

多ければ多いほど良い。

たくさんの女性によしよしいいこいいこちやほやされたい。

女性だって、いろんな男性にちやほやされたら

もちろん嬉しいけど

たぶん生活のモチベーションになるほどではない。

世間で言われている

「モテヘア」とか「モテ服」とか、

あれ、女性たちは、

たくさんの男性にモテたくて選んでるわけじゃないんで。

たったひとり、

服を買う時、髪を切るときに頭に浮かんでくる

たったひとりの「好きな人」に

かわいいと思ってほしくて

選んでるんです。

 

[みられる行動]

多くの女性にモテたいので

いろんな人に良い顔をする。

女性がいるとかっこつける。

彼女がいる、「本命」がいる場合でも

他の女性にちやほやされると嬉しい。

お互い「友達」と思っている相手でも

異性だと時々、良いところをみせようと

自分のすごいとこアピールをする。

そこに生産性はなくても、

モテたい欲につき動かされてついやってしまうのだろうか。

 

[注意点]

「私に良いところ見せようとしてくれてるってことは・・・」

と期待しないように。

女性なら誰の前でもその行動するんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名前をつけて保存して欲:

出会った女性に忘れられたくない

特別な存在でいたい

上書き保存しないで

 

過去の異性との関係について

女性は上書き保存

男性は名前をつけて保存

この違いがあるというのは

みなさまよくご存じのあれですね。

女性は本命を探しているのでね、

ひとたびお別れした男性のことは

最初こそシクシク涙を流したりもしますが

次の人が現れたり、他に夢中になれるものができたりすると

上書き保存。

以前のデータはまるっと消えます。

 

一方男性は、

女性とお別れした時に

丁寧に右クリックして「新規作成」

名前をつけて保存。

ひとりひとりとの思い出を大事にしてくれているのでしょうか。

なんだかイジラシイですね。

いいえ、たぶん。

別れても忘れられたくない。特別でいたい。

こういうことなのでしょう。

関係を、自分を、なかったことにされたくない。

ただし、縛られたくもない。これ大事。

 

[みられる行動]

元カノとなかなか切れない。

元カノとの思い出を大事にしている。

ほかに彼女や「本命」がいても

元カノとかちょっと良い仲になった女の子からの連絡に意気揚々と返事

なんなら男性側から「元気?」とかLINEしたりすることも。

ただし、こういう連絡は、女性側の反応をみて

「お、彼女はまだ俺のこと忘れてないな」

と感じると、プツリと終わったりする。

 

[注意点]

別れたり距離ができた彼らからくるこういった連絡は

「おれのこと忘れないで」のリマインドでしかなく

必ずしも好意があるわけではない点に気をつけましょう。

「私のことまだ好きなのかな」とくれぐれも思わないように。

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか。

最初にも書きましたが

この「欲求」って本能的なものだから

女性が「理解できない」「嫌だな」って思ったり言ったりしても

なかなか変わらなかったりするのかもしれません。

 

 

 

女性としてはさ、

「その気もないのに、気を持たせるようなことしないで!」

って感じなんだけどー。

しかも女性、とくにわたしのように

男性経験の少ないモテない女は

期待しがち希望抱きがちポジティブ解釈しがち

ザブングルもびっくりのガッチガチぶりときてる。

本能からとにかく「好き」っぽいことしてみせる男性。

そんなことされるとすぐ加速度的に「好き」になっちゃう女性。

そりゃあ感情の差は広がる一方ですわな。

 

 

 

 

 

男性のはっきりしない態度とか

好意のありそうな態度とかに

女性はいちいち物語をこさえて

あーなんじゃないか、こーなんじゃないかって

都合の良い仮説たてまくるわけですが。

そこに意味はないのかもしれない。

そのまま。ありのまま。

まじね、

理解できない。

あまりに違いすぎて

こんなクソ近くに住んでる隣人とすら

カルチャーショックしちゃってるんですけど。

 

 

 

 

 

 

さてここで、以前出したピラミッド、出してみましょう。

三つの「欲求」との関係をみていきます。

 

 

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「セフレ」は性欲だけ。

とにかくやれればいい。

よく思ってほしいとか

その後に自分を覚えててほしいとか

そういうのあんまりないんじゃないかと。

あっても、あんまり強くない。

とにかく、今やろう。

近年稀にみるはっきりとした強い意志と行動力。

政治家か。

 

 

 

 

 

 

 

 

三つの「欲求」を好きな分量ぶちこんでかき混ぜると

あなただけの「カジュアル」の出来上がり。

 

たぶん三つのうち、

モテたい欲名前をつけて保存して欲

には、「好き」的な気持ちが含まれているのではないかと思います。

その大小は人それぞれだと思いますが。

 

「ちょっといいなと思ってる」とか

「気にしててほしい」とかは

 

「とにかくやりたい」という

性欲とは少し違うのかなという気がします。

 

「好き」があるにはあるかも。

ただし、「本命」に対する「好き」とは違いますね。

やっぱりこの「欲求」って、

自分自分オレオレなものなんですよね。

自分の方が大事。

だから契約とかまだしたくない。責任とか持ちたくない。

 

 

 

 

 

 

 

 

「本命」はこの三つの欲求をコントロールすることができる

またはコントロールしようと努力できる。

なぜなら、本当に「好き」で、

自分の「欲求」より、相手が大事だから。

ちょーやりたいけど彼女が「まだ」って言うなら我慢するし、

彼女が寂しそうな顔するから、元カノとの連絡もやめた。

みたいな?

 

 

 

 

 

・・・なんか、書いてて

「本命」なんて存在するのかという気持ちになってきた。

もしかしたらユニコーン的な

架空の存在かもしれない。

モテないわたしが生きるために作り上げた

夢物語・・・?

 

 

 

 

 

 

 

さあ、自分に対して疑心暗鬼になったところで。

論を頭の中でこねくりまわしてるだけじゃ

らちがあかんぜよ!ってことで。

次回は

「セフレ」、「カジュアル」、「本命」

それぞれをケーススタディしていきたいと思います。

「好きピラミッド」と「欲求」の関係を

もう少し具体的にみていきましょう。

 

 

 

 

 

*重ねますが、個人差があります。

 かつ、わたしの独りよがりな解釈ですので、あしからず。

 

 

男性の「好き」には種類がある考察。~第三章:「カジュアル」の正体って「欲求」なんじゃないの~

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さてさて、前回は、男性の「好き」には

「本命」と「カジュアル」があって、

その中にも

とんでもない量のバリエーションがあるのだよ

ということを書いた気がします。

 

mogienogi.hatenablog.com

 

 

 

 

 

なんというか、女性って

確かに

「ちょっと好きかも」

みたいなこともあるんだけど

でもその状態って長くは続かなくて、

 

 

「好きになっちゃったみたい♡」

「まじクソ幻滅した」

 

 

のどっちかにふりきれることが多いと思うんですよね。

そっからは各々、

上り坂と下り坂をまっしぐら、

という感じでしょうか。

 

 

 

 

女性は「カジュアル」な状態をキープできない。

 

 

 

 

そんな印象があります。

「好き」「好きじゃない」「友達」「無関心」

こんな感じでしょうか。

カテゴリーはそんなに多くない。

もちろん男性みたいに

「好きだけど付き合わない」

みたいな状態のこともあると思いますが、

多くの女性は

 

「好きなら付き合いたい」

「好きじゃない人とは付き合わない」

 

こういう人が多いような気がします。

 

 

 

 

「そんなに好きじゃないけど告白されたから付き合ってみる」

ってなった場合なんかもあると思いますが、

さっきも申しあげましたように

「好きになる」

「好きじゃなくなる」

のどっちかに寄っていって落ち着くんですね。

 

  

 

 

この男女の違いってなんでしょうねー。

女性は「付き合う」っていう契約とか社会的形を求めがちで、

男性はそこに踏み切るのには相応の覚悟が必要で、

もっと気軽な関係を求めがち。

 

 

 

 

女性は契約で相手をしばって、安心するというか。

そういうところがあるかもしれない。

女性はいつだって、ナンバーワンでオンリーワンになりたいし

ナンバーワンでオンリーワンを探しているからね。

本命を求める傾向があるのでしょうかね、女性は。

 

 

 

 

かたや男性は、

ワンワン言うより

多数の女性とニャンニャンしたい、というところでしょうか。

できるだけ多くの女性にちやほやされたい的な。

だから、「カジュアルで」も十分なんですね、きっと。

専属契約は極力避けたいんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

女性の欲求は本命になること。本命を見つけること。

男性の欲求は多くの女性に特別な存在として見られること。

女性と男性とでは、「欲求」が違う。

だから行動も違ってくる。

 

 

 

 

 

「好き」の種類も違う。

女性にはない「カジュアル」が男性にはある。

そう、これも、「欲求」と関係があるんじゃないかと思うんです。

女性にはあまりない「欲求」が男性にはあって

それに突き動かされて行動する。

「カジュアル」という位置づけの正体は

そこにあるんじゃないかと。

 

 

 

 

 

じゃあ、「カジュアル」を構成している「欲求」って何なのかな。

って考えてて

やっぱり一人で考えてても答えが出ず

男女いろいろな友人と話していたら

三つの「欲求」が見えて参りました。

 

 

 

 

 

 

それがこの三つ。

 

 

性欲

モテたい欲

名前をつけて保存して欲

 

 

 

 

 

 

三つもあるんかい。

って思わずつっこむわ。

 

 

 

 

「性欲」はわかりますし、

「モテたい欲」も比較的わかりやすいですね。

「名前をつけて保存して欲」も、勘の良い方ならすぐにわかるかもしれません。

 

 

 

 

「カジュアル」という位置づけは

この三つの「欲求」のミックスなのではないかと。

この三つの「欲求」の配合率で、「カジュアル」の中の

さらにどこのレイヤーに位置づけられるかが決まるのではないかと。

 

 

 

 

女性にもこの三つの「欲求」はあると思います。

特に「性欲」なんて、人間の三大欲求ですからね。

もちろんある。

でも他の二つに関しては、男性に比べたら全然ささやか。

なんなら「性欲」も男性のそれに比べたらちょーちっぽけ。

最近それを痛感した出来事があったので、

今度書きますね。

「愛は国境を越える」って言いますけど、

「性欲は海も国境も時間も忙しさも煩わしさも面倒くささも越える」

って感じですわ。

もう、「すごい」の一言。

生半可な「好き」じゃ全然越えられないものを

非常に軽々と越えてくる。

ジュニア時代の浅田真央ちゃんのジャンプみたいな軽やかさ。

 

 

 

 

 

 

この、異性に対する感情の持ち方とか

欲求」の大きさとかの違いって

やっぱり生物学的な理由なんですかね。

オスはたくさんの子孫を残したい。

メスは優秀な子孫を残したい。

 

 

 

 

余談ですが。

こないだ読解の問題で

(このとんでもないブログ書いてると、時々自分の職業忘れそうになる。)

生物の進化にはかの有名な「自然選択」のほかに

「性選択」というものがあると書いてあって、

なるほどなあと思いました。

生き残るべく環境に適応できるよう進化していくのが「自然選択」ね。

もうひとつの「性選択」は

メスに選ばれるべく進化していく、というもの。

クジャクのオスの羽がそれで、

「自然選択」的には派手すぎるしジャマなはずなのに

その美しさを保ったまま、または磨きをかけながら進化した。

これは多くのメスをゲットするための進化なのではないかと。

ダーウィンセンパイが言ってたらしいよ。

つまり、女性がどんな男性を選ぶかが

人間の進化の行き先を決める一因になりうる、

ということらしい。

 

 

 

 

 

なーんか女性って

受け身というか待ちの姿勢にならざるを得ないよねー

って感じることが多かったんですけど、

どんな男性選ぶかって大事なんだなと。

積極的に選んでいこうと。

未来変えていこうと。

そんな気持ちになりました。

 

 

 

 

ということで、

性欲

モテたい欲

名前をつけて保存して欲

については、次回書きまーす。