ベトナムってほら、暑いからさ、いつだってカンジダのリスクと隣り合わせじゃない?

 

みなさまご無沙汰しております。

 

気が付いたら最後の投稿からはや1年。

ブログの定期的な更新が苦手すぎ問題がすごい。

そのうちオリンピックイヤーにしか更新しないとか

そういうスタイルになるかもしれん。

 

 

 

2020年になって、コロナウィルスが世界中で猛威を振るっていて

自由に身動きがとれないことや、社会がもう元には戻らないのではという戸惑い、

先が見えないことへの不安、

そして、せっかくした化粧がマスクの中で瞬時に地獄と化すことへのストレスと

日々、皆様闘っていらっしゃることかとお察しいたします。

 

 

 

わたしのいるベトナムは幸い感染の拡大も現状はあまり深刻ではなく、

外出時のマスク着用はあるものの、比較的自由に生活ができています。

ありがたいかぎりです。

 

 

 

 

そんな日々の中、わたくし、カンジダになりました。

 

 

 

 

カンジダ、みなさん知ってます?

なったことある人もたぶん多いのではないでしょうか?

膣あたりでカンジダ菌が増殖してしまって、

陰部の強いかゆみや、おりもの(カッテージチーズ状、酒粕状、とよく表現される)が

増えたりっていう症状が出ますねん。

 

 

カンジダって性病でしょう?

って思ってます?

ノンノン。

カンジダは性行為で感染するケースもありますが、

ふつーにいつもみんなのそばにいる常在菌なので

性行為してなくても発症することも多いんですって。

詳細はこちら

https://brand.taisho.co.jp/meditreat/candida/

 

 

 

わたしが何ルートで発症したかっていうと

(性行為の可能性はゼロではないですけど)

たぶんストレスとか疲労とか寝不足とかのそっちと思われます。

おそらくマスク×化粧=地獄の方程式の解が見つからな過ぎることによる

ストレスだと考察しています。

または生理前だったのも関係あるかと。

 

 

 

あれ?ちょっとむずむずする?

と思ったがはやいか、カンジダ菌がかゆみとおりもので

ここにいるよアピール。

青山テルマか。SoulJaか。知らんけど。

 

 

 

実はカンジダ、日本にいた時もなったことがあって、

大事なあちらにぶち込むタイプのお薬(膣坐薬)を処方してもらい

治療したことがあります。

そのお薬を持ってきていたので

開封とはいえ6年前後経ってるそいつを

今回もぶち込んでやりましたよ。

はいはい、カンジダね、あいつとは昔からの馴染みだからって感じで

往年の経験をいかしてこなれた感じでね。

 

 

 

通常は1週間ほど継続的にぶち込むものだと思うのですが、

以前は3日ほどかましたら良くなったんですね、私の場合。

 

 

 

今回もそんな感じかなーと思って、3日ほどキメてみたら

かゆみとかおりものとか落ち着いてきて、

お、ええやないかーい

と思ってたんですが、その3日目あたりで

喉が痛くなったので(生理前いつもなる)、葛根湯飲んで寝たんですね。

 

 

そしたら、その晩めちゃくそあちらさんが疼きまくりまして。

かゆくてかゆくて、目が覚めるレベル。

一度寝たら次のオリンピックイヤーまでは起きないかの有名な日暮熟睡男の再来と言われた(言われてない)このわたしをもってしても、

「かゆっ」

と声を上げながら飛び起きる程にはかゆかった。

チェックしたらおりものもまた増えてて。

 

逆戻りやないかーい

なんでやねーん

 

って叫んだ深夜2時。

ここにいるよからのそばにいるねの

アンサーソングばりの一体感で戻ってきた。

葛根湯関係あるのかな?体あたたまっちゃって菌が元気になっちゃった?

 

 

 

 

しかーし、持ってきてたお薬を使いきっちゃっていたので

しかたなし、現地調達することに。

 

 

 

 

以前のモーニングアフターピルのこともあり

普通に薬局で安価に買えるだろうと

意気揚々と薬局に向かいました。

ベトナムのお薬業界がバックパッカーかってぐらいにオープンマインドすぎて

逆にこわい。

 

 

 

 

 

そういえば、そもそもカンジダって、英語でなんて言うの?

と思って調べてみたら

「Candida」

って出るんですよね。ほんとかなこれ。

半信半疑で薬局の店員さん(薬剤師さん?)に

Candidaの文字を見せると、ちょっとパソコンで何かを調べた後(やっぱ違った?)

これを出してきてくれました。

 

 

 

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「CANESTEN」。

カネステン?

うーん。デリケートゾーン用のサムシングであり、

6日間サムシングをし続ける系のサムシングであることはわかるんですが、

箱にも、Candidaって書いてないんですよね。

そもそもカンジダはCandidaじゃないのかもしれないし、

この薬がカンジダ用じゃないのかもしれないし、

もう何が何やら大混乱。

 

 

 

グーグル先生で検索したら、こちらのサイトが。

BAYERって有名ですよね。うんうん。

でもやっぱり、Candidaって書いてないんですよねー。どない。

https://www.canesten.com.sg/en/female/symptoms/thrush/products/

 

 

 

まあね、経口薬でもないし、どうとでもなるやろ。

とりあえず使ってみますわ!

ということで強気の購入。

 

 

そのお値段、75,000ドン

日本円にして350円程。やす。

 

 

 

 

お家に帰って早速開けてみると

中はこんな感じ。

 

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(1錠使った後ですいません。)

 

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お薬6日分と、アプリケーター(箱入り)、あと説明書的なのもありました。

その説明書の中に、やっとCandidaの文字を発見!

一応、まったく違う下剤とかではなさそうですな。

 

 

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よくわかりませんが、清潔にした膣にぶち込め!

とのことが書いてあったので、お風呂に入っていざ、挿入タイム!

 

 

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薬を1錠出して、指でそのまま入れようと試みると、

 

 

 

 

いいいいいたたたたたたたたたたた

 

 

 

 

いたい。

痛い。

 

 

 

え?痛いんですけど。てか痛くて入らないんですけど。

なんで?こんな細くてちっさいモノが入らないとか

この数日で処女になったってこと?聖女ってこと?

 

 

 

改めて薬をよく見て、気が付きました。

日本のお薬、フロリードっていうのもらってたんですけど、

あのお薬ってなんかツルツルした肌触りで、

手で持ってると体温で溶けるような感じの

チョコレート的な質感だったんですよね。

だから、指で直接ぶちこんでもスルスルと入った。

 

 

でもこのベトナムでゲットしたお薬は、もう普通の錠剤。

ガサガサした表面のあいつ。

有田焼になる前の埴輪のあいつ。

 

 

 

 

すべりが悪いということか!!!

どうりで入らんわけだ!!!

わたしが聖女なわけではなかった!!!

 

 

 

 

えー、そんな、滑りが悪いとか、言われても・・・

ローションなんて、持ってないよううう

 

 

と頬を赤らめたところで思い出した。

 

 

 

あのアプリケーター、そのためか!!!

 

 

 

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てことで、アプリケーターの先っぽに薬を込め、

いざ、発射!!!

 

 

 

 

 

しっかり、スムーズに挿入できました。

適材適所。すべてのことに意味がある。

そんなことを考えながら、床につきました。(夜)

 

 

 

 

 

1回目の挿入翌日、特に違和感とかもなく、

穏やかに一日を過ごしました。

おりものはやや減り、かゆみは少しましになったかな、という感じ。

ええやん、ええやん。

 

 

 

 

2日目、おりものに異変。

ちょっと汚い話で恐縮なんですが、下着に、

なんか白い粉の塊のようなものが付着しているのを発見。

カンジダの時のおりものって、冒頭で書いたように

「カッテージチーズ状、酒粕状」と言われるように

パサつきの中にもやや潤いがあるんですよね。

潤いというか、粘着性というか。

でもこの時のは、ほんと、粉。

なんていうか、石膏パックみたいな質感。

固まるとパリパリはがせちゃう系。

なんなら入れた錠剤がそのまま出てきた!?っていうような。

えー、これ大丈夫?効果ちゃんとある?

とか思いつつも、かゆみは引いてたので、継続使用。

 

 

 

 

3日目、白かった粉が、ほんのりピンクに。

え?股間からたらこマヨネーズ出てきた?って思うぐらいの

キュートなパステルピンク。

質感は相変わらずの粉。でもかゆみはなし。

 

 

 

 

ということで、挿入開始3日目にして生理になりました。

 

 

 

 

薬は3回しか使わなかったのですが、

生理中もかゆみはなく、

生理終了後も、かゆみもおりものもすっかりなくなり

無事、通常運転に戻ることができました。

 

 

 

ということで、本当はお薬の箱にあったように、

6日間ちゃんと使い切った方が良かったのかもですが、

とりあえず、ベトナムで買ったカンジダのお薬、

副作用もなく、わたしにはちゃんと効果がありました。パチパチ。

 

(もしかしたら生理になったから治ったのかなとも思いましたが、

生理でカンジダが完治するかというとそうでもないらしいと

いろんなサイトには書いてありますので

確かなことは言えないのですが、たぶん薬が効いたのかなと。)

 

 

 

 

海外で体に異変あると、ほんと怖いしほんと不安になると思うんですよね。

日本と同じように医療を受けられるわけじゃないし。

もちろん、それでも一番良いのはお医者さんにかかることです。

心配があったら、病院行きましょう。

 

 

 

そんな中でも、ベトナムにいる方で

すぐに病院行けないとか、

日本でもらってたカンジダの薬が切れちゃった、とか

そんな方のご参考になればと思います。

 

 

 

2020年も後半のさらに終盤戦ですね。

みなさま、どうぞ体には気を付けて

良き年の瀬をお迎えください。(はやめ)