男の子同士のキスシーンがあまりにすばらしかったのでブログ書く
まず、おことわりしておきたいこととしては
タイトル通り今日は男の子が絡む話書きます。
そんなにヘビーではありませんが、
あまり得意じゃない方はお気をつけください。
そしてもうひとつ。
わたしはBLに全然詳しくありません。
なので、他の作品と比較してみる、とか体系的に分析、とか
そういうことができないので、拙い内容になるかと思います。
それでも、とにかく単純に、
とても美しいと感じたので、
その気もちをそのままブログに書こうと思います。
足りないところも多々あるかと思いますが、どうぞご容赦ください。
さて、始めることといたしましょう。
あのですね、YouTubeって、自動再生機能あるじゃないですか。
今再生している動画に関連のある動画をどんどこ次々再生してくれるあれ。
あれでね、なんか作業しながら音楽聞いてたんです。
最初はわたしが好きなアーティストの曲が流れてたんですけど、
だんだん知らない曲が続くようになって。
その中で
あ、この曲いいな
って曲が流れてきたんですね。
で、作業中断してYouTubeのタブを開いた。
そしてわたしは
!!!!!
ってなったんですね。
見て。
え!!!
再生画面じゃなくて、見て、
さささ、サムネイル!!!
えーーー!!!
誰かの裸の背中に
誰かの指ががっつり食い込んでる!!!
こんなん
見るしかないやろ。
ということで見てみたんですね。
そしたらもう、大変なことになってた。
この裸で抱き合ってるの、
男の子と男の子なんです。
それがこちらのふたり。
プリティーボーイズですね。
黒髪と金髪。
幼馴染のこの男の子たちのお話を描いたMVなんですね。
で、このMV、しょっぱながこれなんです。
うおおおおおおおお
ボーイズがチューしとるーーー!!!
しかもだんだん・・・
熱を帯びてくるんですねー。
はぁはぁ。
いやわたし、ゲイの友達の話とかたまに聞くことあるんですけど、でもでも実際に(ビデオだけど)男の子同士が濃厚キッスしてるところとか見るのには慣れてなかったもんですから、最初はもうただただ、
わあ、男の子と男の子がチューしてる!!!
というビックリが強かったんですけど。
なんかね、だんだん
あれ、なんか・・・これ、
すごくよくない?
っていう気持ちになりまして。
何にひかれたかというと、
キスしてるときの男の子たちの表情。
そしてふたりの気持ちが高まっていくのがすごく伝わってくるところ。
幼さの残る二人の男の子。
最初は、どこか切なげな表情をしていて
ほんの少し、
戸惑いというか、ためらいというか
そういうものを感じるんだけど、
でもその一瞬のあとは
少し見つめあって、
まっすぐに距離をなくす。
その過程で、
ふたりにやんわりとあった迷いとか困惑がなくなって
ふたりの距離がゼロになって
唇が触れるときにはもう
とても自由な表情をしていて、
やっとこの形になれた、という感じで
あまりに自然に求め合っている。
そして、どんどんお互いの欲しい気持ちがあらわになっていく。
その様子がもうなんか、美しくて。
はぁ。
ということで、そんな絶品の、キスシーンはこちらでご覧ください。
なんか、このMV見てて、
好きで好きで、触れたい、キスしたい、二人を隔てる服がもどかしくて脱がせたい、もっと近づきたい、もっとその先もしたい、もっと、っていうのがすごく伝わってきて。
ひーって、めちゃめちゃときめいてドキドキもしたんですけど、
なんか思い出したというか、改めて気づいたというか。
キスしたりセックスしたりって、好きが先だったなぁ、と。
好きだから、触りたい。好きだから、キスしたい。そうだよね。
キスとか体が先の関係が、当たり前になってたから。
彼らのまっすぐな感情の高まりが、その愛しさを、ぶつけあう姿が、
とても切なく胸を締め付けてきたのです。
またねー、二人とも体が細いものだから、そのまとった幼さからすごくピュアさが際立つんですな。
どうやって男性同士でするのかとかわからないんじゃないかな、と思わせる幼さが、大きなTシャツからのびる細い腕が、それでもとにかく肌を重ね合おうとするものだから、すごくまっすぐな欲情を、熱を感じさせる。
大変エロい。
そんなキャスティングも見事。
見てもらうとわかるんですけど、実はこれ、
続きものなんです。
三部作の中の二作目です。
二作目最初に出してすいません。
一作目と三作目はこちらです。
このあとネタバレなこと書くので、全部みてね。
小さいころからの友達。それがいつしか、同じ速度で同じ方向に、特別な存在になっていった。
本当に特別だった。だから岸壁に立った。
最後に岸壁で目をつぶるのが、裏切られた形の黒髪じゃなくて、裏切り続ける形になった金髪なんですね。悲しい。
墓地で二人が抱き合うシーンがまた、めちゃめちゃすばらしい。
たしかに彼らの間には、お父さんや周囲から否定されたような恋愛感情があった。でもそれ以前にふたりは、寂しさを喜びを、幼い時から分かち合ってきた大切な親友だった。隣に座って一緒に海に沈む夕日を眺めたあの時も、ベッドでキスをして抱き合ったあの時も。木に登って叫んだり、森の中や浜辺を走り回っていたあの時からずっと同じ、ふたりはただ、とにかく大切な存在だった。
だから、悲しみに飲み込まれそうなとき、そばにいてほしいのは、たった一人だった。
全部通してみると、あのキスは特別だったんだというのがより浮き彫りになるんですね。そのあとは一緒にいられなくなるから。
でもでも、そういう前後の情報抜きにしても、やっぱりこのキスシーンは秀逸だと思うんです。
これまでBLのビの字も知らなかったわたしですが、ちょっと感じました。
男の子同士で描いてあると、やっぱりどこか秘密めいた感じがする。
”良くないことをしてるかもしれない、でも気持ちをとめられない”
っていう背景をどこかで想像することで、想いがより一層強く、純粋に感じられるのかもしれない。
だから、男女で描いてあるより、好きが本物な感じがする。
それが、とにかくただ誰かを好きになってしまうあの気持ちを、思い出させるのかもしれません。
月並みだけど、大人になって、人をありのまま好きになることが減った。
している仕事とか、収入とか、家族構成とか、趣味が合うかとか、休みの日の過ごし方とか、将来のことを前提にした色眼鏡をかけて人を見ることが多くなった。
年齢的にもしょうがないのかもしれないけど。
前は違った。
理由とかわからないけど、気が付いたらその人のことを目で追ってる時間が長くなってて、「おはよう」って言ってもらえただけで一日に意味が生まれる。
好きっていう気持ちに手を引っぱられて、戸惑いながらでもワクワクした気持ちで走るような、あの気持ち。
今はもう、好きに、待ってって言えるようになってしまった。
だから、男の子同士が、ただ夢中に、理性で抑えられないぐらいに相手を好きになって、求めてしまう、そんなBLが人気なのかもしれないなと思いました。
純粋にひたすらだれかを好きな気持ち。
BLからはそれが感じられるのかもしれません。
少なくともこのキスシーンからわたしはそれを感じました。
ということで、BLになじみのなかったわたしですが、
テープ擦り切れるぐらい見たキスシーンの紹介でした。
ほんとテープに時代じゃなくてよかった。うん。
最後にもうひとつ、ボーイズのキスシーン集めた動画おいていきます。
これもまた、なんかね、いい。
いいよね、若い男の子は。
かわいい。若い。
映像元は「SKAM」というノルウェーのドラマらしいです。
ほへー。
ちなーみに。
今回紹介した動画の曲は、全部歌ってるの同じ人です。
キスシーンの黒髪こと、Troye Sivan(トロイ・シヴァン)。
今彼にどっぷりはまってるので、また改めて書きます!(たぶん)
あー、美しい若い男の子ありがとう。